2010年7月27日(火)    2010年8月3日(火) 追記

E39 後期仕様テールライトへの交換 − タイベル親父さんより

今回は、メンテレポート常連のタイベル親父さんより、後期型テールランプユニットへの交換レポートをいただいたので紹介しよう。


皆様、こんにちは! いつも御世話になっておりますm(_ _)m

我がタイベル号も12年目に突入し、あっちもこっちも痛いって(苦笑)。まぁ、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんの口癖のような感じですが・・・・・。

先日の『E39 シリコンリムーバーホースの補修』から、ま〜ぁ次々と壊れる壊れる(爆)。でも、くじけません!(キッパリ!) だって、F10なんて買って貰えないんだもん!!(遠い目…)

そんな訳で先日、ちょっとしたメンテを幾つか実施しましたので、ここに御報告申し上げます。

 

【はじめに】

タイベル号は98年登録(モデルイヤーは99年)車両です。前期タイプ(中期?)なので、リヤテールユニットは、オール電球です(オール電化ちゃいまっせー)。

当該サイトの勇、コロすけ様のリヤテール交換をヨダレを垂らしながら(←ここ、お約束)、『いいなぁ〜、いいなぁ〜、後期って、いいなぁ〜〜』っと、病気発症(自爆)

そんな中、幸運にも後期テールがゲットでき、早速交換をしましたが……!? なんと、チリが合いません(ハテッ?) 取り合えず、洗車して水漏れ確認をしてみますと、

ダダ漏れや〜〜ん!!(ユニット内部水びたし)

さ〜ぁ、困りました(ここで、やっとネットでググる脳天気男のボク…笑)。

まだ、97年車両はチリ合わせが良いみたいですが、何故か98年とか99年は隙間が空いてしまう模様ですねぇ。

さぁ…ここから何時もの、やっつけ仕事人のベルちゃんが、どんなチリ合わせを…!?

 

【取り付け編】

まず、このままだと、またテールユニットに水が浸入して大変な事になっちゃうので、取り合えず苦肉の策でコーキング処理をして、ペタッと貼っちゃいます。後で、コーキング取るの大変でした。(解りそうなもんだけどなぁ…おバカさん?)

まず、こんな感じでつけては見ましたが、ま〜ぁみっとも無い! 事故車みたいな感じっすね(汗)。画像は、特に酷い右のリヤユニットねっ。

かわいい指を置いて見ると(←ここさりげなく重要よ…爆)

あちゃーっ・・・、1cm以上空いてるわな。(しかし、酷いね…この隙間)

色々と考えまして、新品のガスケットをドイツに注文しましたが、これを使っても隙間が空きすぎなので、1mm厚のラバーを切り出して使ってみようかと考えました。

因みに、新品のガスケットは約6mm。コーキングを使っても、ちょっとは隙間が縮まるかな!?

このガスケットはストックしておいて、まずはラバーシートでやって見ます。

型を取って…、

ローラーカッターと極細のペン型カッターで切り出していきます。なんか、良い感じで切れました(ウットリな目で)。

ただ、これだけでは駄目なんです!? 取り付け穴の周辺を、板金処理しないと、まだまだ隙間は縮まりません。

叩く場所は……、

ここっ!!

決して、まことちゃんの『さばら』をしたかった訳ではありません!(キッパリ!)

この指の指す辺り、そしてテールユニットの密着部分の台形に盛り上がっている辺りも、車体にぶつかりますので、ここは慎重にすり合わせをしながら、叩いていきます。叩き出し、ならぬ…ブッ叩きへこまし…です(なんじゃそりゃー・・・)

木ハンにガムテープを貼って、大胆かつ繊細に叩きます。私は、カミさんの顔を思いながら叩きました・・・・。

へこませ過ぎましたっ!(日ごろのイジメのウサ晴らし…チカラがっ)

裏からも叩きながら、現物をあてて確認しながら調整していきます。う〜ん…、やっぱ本職の板金屋さんのようには行かないけど、まぁどっかで妥協点を・・・。

北の勇、コロすけ様からも『あんましコン詰めちゃー駄目だよ!…ほどほどにっ』って言われておりましたので、この辺で取り合えず良しとしましょう。

テールユニットの山形のフランジ部分にコーキングを付けて、更にその周りのゴム周辺もキッチリとコーキングをしました。

そして…、ぺたっ!!

こんな感じかな(汗)

まぁ、まだ隙間はありますが、これで水漏れしましたら、もうちょっと叩いて引っ込めますのでご勘弁を…。だって、猛暑の中でタンクトップに短パンでやってたから、日焼けしちゃって…(爆)

真夏のジリジリした太陽が、『ベルちゃん、もう止めたらっ!』って

そう言われた気がしました(熱中症?…苦笑)。チリ合わせに勤しむ皆様、何かの参考になれば幸いですm(_ _)m (これで水漏れが無ければ、このままかな…笑)


なんか最終的には良い感じで収まっているようだ。でも、ハンマーで凹ませるとは大胆な・・・。

末尾ではあるが、いつも面白くて詳しいレポートをいただいくタイベル親父さんに感謝する。


2010年8月3日(火) 追記

上記のレポートに関して、タイベル親父さんより追加レポートが届いたので紹介しよう。


皆様、ちょっと私の『ポカッ』がありましたので、追加レポートを書きました(苦笑) 。思わぬ謎が解けて(遅いって!?苦笑)、まったくダメですね…ボクって(恥)

 

【はじめに】

先日、我が愛車(E39前期)へ、ヘラ製LEDテールを取り付け、 何故かチリが合わない…旨のレポートを提出しましたが・・・・・。 これが、思わぬ事実を掴み(決して自分のリサーチ不足とは認めない男…爆)

そうだったんだぁ〜っ!

との、展開を見せましたので、是非とも御一読下さいませm(_ _)m

 

【再取り付け編】

取り付けを実施してから、1週間後…。 う〜ん、何かやっぱ隙間が気になるなぁ〜。 ちょっとレンズも曇っているみたいなので、やっぱチリが合ってないんだろうなぁ。 水が浸入している気がする・・・・。

おっ、そうだ!(ポンッ!) 私は、予備にまだLEDテール持ってたんだ!(何個あるんだよっ!?爆)

早速、取り付けてみると……、うんっ??おやっ??

ピッタシ!?・・・・あれーっ、何で?

まったく、キツネにつままれたとは、この事を言うんですね。 5〜6mmは、まだ隙間があったはずなのに、今度はむしろ上がくっ付きすぎの感じじゃーございませんか(あんなに叩いちゃったから…自爆)

ちょっと取り外して、見比べてみましょうか。

やっと、ここで事実が判明(遅いよ〜ベルちゃん) 解りますか?画像で・・・。

上がE39前期用フェイスリフトテール、下がE39純正後期用テール

画像の左下(ストップランプ)の配線方法が1番判り易いでしょ? その他の配線方法も、若干違いが見えますね。

横からは、肉厚ははっきりしませんが、なんたって取り付けてみればあんなに肉厚が違うんだもんっ!  後期純正用ならバコバコ叩かなくっちゃ浮いて当り前だったんですね。 (もう、遅いっちゅーねん…苦笑)

 

【結語】

今回はテンション低いなぁ〜(遠い目…)

てっきりヘラ製LEDって、1種類だとばっかし思い込んでいました(汗)。制御ユニットは、どちらも問題なく作動しましたが、なんつったって肉厚が・・。前期には前期用のLEDである理由があったのですねぇ〜(シミジミ反省)

このことから、勿論、前期に後期用LEDを取り付ける時には、板金等でチリ合わせを。もし、後期車両に前期LEDを取り付ける際は、肉厚がかなり足りないのでガスケット等で肉厚を盛らないといけませんね!?

この事が判明した時を同じくして、@FUNで博学なるコメントをされておられるVerdandi様からも同様な御意見を私のブログへ頂戴致しました。 この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

事実は正確に、皆様と共有したいと以前より考えておりましたので、ここに追記レポートを提出させて頂きました。

そう…、車は…簡単にはっ……、

叩いちゃダメっ!!(えっ?ボクだけっ…涙)

如何でしたか…  ご参考になりましたか?(相変わらずのダメ男のボク…、笑)


ヘラ製のLEDテールって、1種類だけじゃなかったんだ!

正確な情報提供のために、あえて訂正のレポートを書いていただいたタイベル親父さんに感謝する。



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