2010年5月17日(月)

E39 シリコンリムーバーホースの補修 − タイベル親父さんより

今回は、いつもテンションの高い(?)タイベル親父さんより、フロントガラスのシリコンリムーバーのホース補修のレポートをいただいたので紹介しよう。 「シリコンリムーバーって何?」という人は、レポートを読んでみて欲しい。


皆様、こんにちは。いつもお世話になっておりますm(_ _)m 今日は小ネタを投稿させて頂きます。

【はじめに】

ネットでも最近見かけるようになりました、ウォッシャーホースやリムーバーホースの劣化破損による漏れです。E39も10年越えの車体が多数です。私も、その一人ですが・・・。

私の場合は、シリコンリムーバーのホースがエンジンルーム内の熱気と経年変化により、パキパキ割れてしまいました。ゴム?のようなプラ?のような、このホース…(汗)絶対に耐久性はありません!(キッパリ!)

早速、ネットで部品検索し値段を調べて…みると・・・?

なんと、約1万円(USだらぁー換算でっ!)

ディーラーで購入すると、もうちょっと高くなるのでしょうねぇ〜!? ホースは、アッセンブリでリムーバータンク、ウォッシャータンク、噴射ノズルまでの全ライン交換使用。1本では売ってません…。

う〜ん…1万円・・・。立飲みに5回は行ける(比較換算が立飲みって…爆)。どちらを取るか迷います?いいえ、迷いません!!

立ち飲みです!(キッパリ!)

なので、今回は対処療法とします。人間で言うならば、心臓血管外科のオペ…解離性大動脈瘤破裂によるバイパス置換術です! 決して、ケチな部分ゴム交換ではありません(苦笑)。かなり難易度の高いメンテでつ!(嘘)

 

【修理編】

とある日、某ホームセンターにお買い物に…。駐車場に止めて、さてお買い物っと車を離れようとした瞬間っ!?

甘〜〜いっ!?(←ここスピードワゴンで)

こっ、こっ、これは…。数日前に入れたリムーバーの匂いやないのぉぉ〜?(目にうっすら涙) そうか、満タンに入れちゃったから、きっと吹いちゃったんだなぁ…っと、お気軽なおじさん(笑)

恐る恐るボンネットを開けてみると・・・、

ダダ漏れやぁ〜ん!(絶句)

おぃおぃ…、まだ一度もリムバって無いのに、もう殆ど無いやん(リムバるって…)

幸いにして、ここはホームセンター(ラッキー!) 取り合えず、内径が合いそうなゴムホースを10cmだけ購入(もう、この時点でアウト)

う〜ん・・・・、みっともない(苦笑) まぁ、後で黒のホースに交換しましょ!

 

あれから、2ヶ月(長っ!)

すっかり目をつぶっていた、いかにも付けましたぁ〜ホースを交換しました。内径は約5mm弱の耐油性ホースを購入。長さは多めに買いました。

やはり内径が緩いので、接着剤を付けましょう。塗る場所は、口元ではなくジョイント部の終わり、やや手前です。ゴムやプラに親和性のある接着剤をチョイスして下さい。

乾いたら、念のためインシュロックでキュッと!

逆サイドが、ちょっと問題です。指で、潰していくとパキパキと割れていってしまいます(汗)。いったい、何処まで割れてしまうのか心配です…。

ある程度、強く指で握ってみて、強度的に十分と判断出来るところでカットします。ここは、オーナー様の判断になりますねぇ・・・。

メチャメチャ潰していったら、結局は全交換ってこともありえますので・・・。あくまでも対処療法ですので、その後に再発しましたら、もっと延長しないといけませんね。

でっ、こんな感じでバイパスが終了しました。

これなら、茶色よりは見れますね!?(最初っから、黒を買えばいいのに…爆)

補修費用は、数百円程度で済みました。さーてっ、浮いたお金で立ち飲みでも行ってくっかぁ〜!(ボクって人間失格でしょうか?…笑)


E39では、こんなところもパキパキと割れてくるんだ・・・。E34よりは新しいとはいえ、もう10年以上の車両も多いので、特にプラスチック部分は要注意だろう。

末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただいくタイベル親父さんに感謝する。



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