2002年7月8日(月)〜11日(木)
1日目 ハルデン → アイデフィヨルド
1日目は、ハルデンからオスロ、ゴルを通って、アイデフィヨルドまで車で移動する。ここでは、ゴルからアイデフィヨルドにかけての景色がすばらしい。
いつものように、E6号線をオスロに向かってひた走る。途中で2回の料金所があり、15Kr.ずつ支払う。これについては、「フィヨルド観光 番外編」で説明する。
オスロを過ぎて郊外を走っていると、BMWディーラーを発見! 日本のディーラーとよく似た作りだ。店の前にはX5が置いてある。こちらでは、日本よりBMWをよく見かける。ノルウェーは自国で車を生産していないため、すべてが輸入車である。ちなみに、一番多い車はトヨタだ。ホンダも多い。
途中で草刈り車を発見! この車は道路脇の草を自動的に刈ってくれる。ノルウェーは人口が450万人ぐらいしかいない。そのため、省人化の技術は相当進んでいる。省人化マニアの国である。
途中の休憩所で一旦休憩する。よく整備された公園のような作りである。
休憩所は湖の横にある。
長時間、車に乗っていたので走り回る子供。
長時間、車に乗っていたのでジャンプする子供。
この休憩所には、団体旅行客も来ていた。たしか、フィンランド人だったような気がする。どこの国も団体旅行はご老人が多い。
再出発してまもなく、野生の羊を発見! 少し見にくいが赤矢印の先にいるのがわかるであろうか。こちらを車で走っていると、なぜか野生の羊をよく見かける。不思議だ・・・!?
だんだんと山を登っていくと、ダムがあった。ここは標高が高いため、ほとんど木が生えていない。ツンドラのようである。ちなみに、ノルウェーの電力は99%以上が水力発電で賄われている。
道端に車を止めて、しばし休憩。
夏だというのに、向こうの山には雪が残っている。車から降りると、ジャンパーを着るぐらい寒い。
さらに山を登ると、道の両脇に残雪が見えてきた。なんていう国だ。
道端の残雪のそばで車を止める。しばし雪合戦に興じる子供。こんなこともあろうかと長靴を持っていった。
さらに走ると、ノルウェーで一番落差のあるVøringfossという滝がある。落差は182mである。右上の建物と大きさを比べて欲しい。まさに絶景である。
滝を写真におさめようと集まる観光客。彼らは、観光バスで来た一団だ。スウェーデン人のようである。まさか自分たちが写真に撮られているとは思うまい。フフフ・・・。
やっと、アイデフィヨルドにあるホテルに到着した。泊まるところは、Quality Hotel Vøringfossというところだ。1泊940Kr.(朝食付き)である。
ホテルの庭からは、こんな景色が見える。写真で見える水は、湖ではなくハルダンゲルフィヨルドの一部であるアイデフィヨルドである。ちなみに、「アイデフィヨルド」はフィヨルドの名前でもあり、また地名でもある。少しややこしい。
部屋のベランダからの景色。
ホテルを出たところには、こんな公園もある。近くにスーパーや観光案内所もあり、なかなか便利がいいところだ。本日の走行距離は、480Km。
「2日目 アイデフィヨルド → ベルゲン」に続く。
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