2025年8月9日(土)

DD3号(F25) バックランプのLED化 − コーディングのパラメータは?

先日、DD3号(F25)のリアのウィンカーランプとブレーキランプをLED化したこと を報告したが、今回はバックランプをLED化したので報告しよう。DD3号(F25)のバックランプは写真1のところにある。


写真1 バックランプの位置

この電球はリアゲートのところにあるので、まず写真2のようにリアゲートを開ける。


写真2 リアゲートを開けたところ

リアゲートの裏側にプラスチックのパネルがあるので、写真3のところからこれを外す。


写真3 リアゲート裏のパネル

写真4にパネルを外したところを示す。


写真4 パネルを外したところ

パネルを外すとフカフカのインシュレータが見えるので、写真5のようにインシュレータを横にどかせると、白いコネクタと黒いコネクタが見える。


写真5 白いコネクタと黒いコネクタ

二つのコネクタのうち、写真6のように黒いコネクタを外す。


写真6 黒いコネクタを外したところ

そして、写真7のようにプラスチックの爪を押すと、電球が付いたプレートを外すことができる。


写真7 プレートを外すツメ

写真8に外れたプレートを示す。


写真8 外れたプレート

写真8の赤矢印で示した電球がバックランプだ。このバックランプはT15の電球なので、写真9のようにT15の白色のLED球を用意した。


写真9 T15のLED球(左)

T15のLED球の価格は2個で504円(送料込み)であった。このLED球を写真10のようにプレートに取り付ける。


写真10 LEDを取り付けたところ

あとはプレート等を元に戻せばいい。とりあえず、左側だけLEDに交換したところでバックランプを点灯させたところを写真11に示す。


写真11 左側のバックランプだけLEDにしたところ

やはり電球のほうはちょっと黄色味がかかっている光だ。LEDに交換しただけでコーディングしていないので、写真12のようにエラーが表示される。


写真12 バックランプのエラー表示

どうやらブレーキランプやウィンカーランプと同様にコーディングして球切れチェックを回避しないといけないようだ。だが、ちょっと調べてみたところDD3号(F25)のバックランプの球切れチェック回避のコーディングはすぐには見当たらない。仕方がないので、パラメータの名前を頼りに表1のようにコーディングしてみた。

表1 バックランプのチェック無効化コーディング

モジュール 

パラメータ 

変更前 

変更後 

摘要 

FRM AUSG_24_RFS_L_WARM_UEBERW_AKTIV aktiv nicht_aktiv 左バックランプ点灯時のチェック
AUSG_24_RFS_L_KALT_UEBERW_AKTIV aktiv nicht_aktiv 左バックランプ消灯時のチェック
AUSG_25_RFS_R_WARM_UEBERW_AKTIV aktiv nicht_aktiv 右バックランプ点灯時のチェック
AUSG_25_RFS_R_KALT_UEBERW_AKTIV aktiv nicht_aktiv 右バックランプ消灯時のチェック

左右両方のバックランプをLEDに交換してみたが、上記のコーディングでエラーが表示されなくなった。適当に変更してみたがビンゴだったようだ。



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