2025年8月2日(土)

DD3号(F25) リア側のジャッキアップ − ウマも

以前にDD3号(F25)のフロント側のジャッキアップ方法を紹介したが、今回はリア側のジャッキアップ&ウマかけの方法を紹介しておこう。

まずは、前輪に輪留めをしておく。前側を持ち上げるときも輪留めをしないといけないが、実際にはパーキングブレーキが効いているので、輪留めをしなくてもジャッキアップ時にあまり後輪が動いたりしない。しかし、後ろ側を持ち上げるときには前輪が動いてしまうため、必ず輪留めをしておこう。輪留めができたらフロアジャッキをかけるのだが、ジャッキを当てる場所は写真1のリアデフの部分である。


写真1 リアデフ

リアデフは左右後輪のちょうど真ん中にあるはずだ。写真2のようにリアデフの下が平らな部分にジャッキを当てる。


写真2 ジャッキを当てたところ

そして、写真3のように、そのままジャッキで車両後ろ側を持ち上げる。


写真3 ジャッキで後ろ側を持ち上げたところ

DD3号(F25)は最低地上高が高いので、大きめのジャッキを使うか、ジャッキとリアデフの間に木のブロック等をかまさないと十分な高さまで車体が持ち上がらないので注意しよう。後ろ側が持ち上がったら、写真4のようにウマをかける。


写真4 ウマをかけたところ

ウマをかける場所は、写真5のように指定されている場所があるので、そこにかければいい。


写真5 ウマをかける場所

ウマをかけるときは、ジャッキで車体を持ち上げてウマをかける位置にウマを置き、ジャッキをゆっくりと下げる。この時、ウマがきちんと車体に当たっていなければ、もう一度車体を持ち上げ、ウマの位置を調整する。ウマをかけるときは、きちんとウマの位置を調整しておこう。また、作業の邪魔にならないなら、念のためジャッキもそのままリアデフにかけておいたほうがいい。



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