DD3号のエンジンオイルを交換するときには、下からエンジンオイルを抜くために、フロント側をジャッキアップしてウマをかけないといけない。こんなメンテをするために、DD3号のフロント側にウマをかける方法を報告しておこう。フロント側のジャッキアップポイントは写真１の赤矢印のところだ。
写真１ フロント側のジャッキアップポイント
この部分に、写真２のようにフロアジャッキの上皿を当てて、上にあげる。
写真２ ジャッキアップポイントにフロアジャッキをかけたところ
一方、左右の前側のジャッキアップポイントは写真３のところである。
写真３ 左前のジャッキアップポイント
下から見ると写真４のような形状になっている。
写真４ 下から見たところ
フロアジャッキを前側のジャッキアップポイントにかけて持ち上げたあと、左右前側のジャッキアップポイントの下にウマを入れ、フロアジャッキをそっと降ろす。このとき、ウマの真ん中にジャッキアップポイントが当たっているようにしよう。もし、おおきくずれていたら、もう一度フロアジャッキを持ち上げてウマの位置を調整しよう。写真５にウマをかけたところを示す。
写真５ ウマをかけたところ
これでフロント側にウマがかけられたので、オイル交換等の作業が可能だ。基本的にはDD2号(E63)と同じだな。