2024年11月2日(土)

DD3号(F25) リアブレーキパッドの交換 − 同じくDixcel Premium

DD3号(F25)のフロントブレーキパッドをDixcel Premiumに交換したこと を報告した。ブレーキパッドを変えてからブレーキも良く効くようになり、タッチも悪くない。これならリアも交換しておくか。というわけで、まずは写真1のようにジャッキアップしてホイールを外す。


写真1 ジャッキアップしてホイールを外したところ

ドリルド・スリットローターがカッコイイ! それはさておき、ジャッキアップする前に写真2のようにジャッキアップするホイールと対角にあるタイヤに輪留めをしておこう。そうそう、電動パーキングブレーキも忘れずに解除しておく。


写真2 ジャッキアップ前の輪留め

右後ろのブレーキには写真3のところにパッドセンサーが付いているので、引っ張って外しておこう。


写真3 パッドセンサー

リアブレーキにはこのレポートで報告したように、電動パーキングブレーキのためのモーターが付いている。だから、写真4のようにしてモーターのコネクタを抜いておく。


写真4 モーターのコネクタを抜いたところ

そして、写真5のようにキャリパーを固定している2本のボルトを外す。ちなみに、このボルトの締め付けトルクは35Nmだ。


写真5 ボルトを外しているところ

ボルトを外すとキャリパーを外すことができる。外したキャリパーは、写真6のように紐でスプリングに吊り下げておこう。


写真6 キャリパーを吊り下げたところ

新しいブレーキパッドを入れるためには、ピストンを押し戻さないといけない。OBDポートにPCを接続してサービスモードにしてピストンを電気的に押し戻す方法もあるようだが、ここはアナログなモーターを外す方法でいこう。写真7のところにある2本のモーター固定ネジを外す。このネジはT-30のトルクスネジだ。


写真7 モーター固定ネジ

写真8に外した固定ネジと配線ホルダーを示す。


写真8 固定ネジと配線ホルダー

すると、写真9のようにモーターを外すことができる。


写真9 モーターを外したところ

キャリパー側にモーター軸が入るところがあるので、写真10のようにT-45のトルクスビットを使って指で時計回りに止まるところまで回す。これでピストンが押し戻される。


写真10 トルクスビットで回しているところ

さて、購入したのは写真11のようなDixcel Premiumのブレーキパッドだ。価格は9,327円(送料込み)であった。まぁ、フロントよりは安いけど・・・。


写真11 購入したブレーキパッド

写真12に新旧のブレーキパッドの比較を示す。古いブレーキパッドにはメーカー名や型名の記載はなく、単に部品番号だけが書かれている。なにコレ?


写真12 新旧比較(左:新、右:旧)

新しい2枚のブレーキパッドは、写真13のように形がよく似ているが、赤矢印のところが違う。赤矢印で示した方がピストン側だ。


写真13 2枚のブレーキパッド

すなわち、写真14のように赤矢印で示したほうが奥側(ピストン側)に取り付ける。もちろん、取り付ける前には新しいブレーキパッドに付属してきたパッドグリスを塗っておく。


写真14 新しいブレーキパッドを取り付ける方向

あとは外した部品を元に戻せばいい。フロントブレーキパッドを交換したときはかなりブレーキが効くようになった感覚はあったが、リアブレーキパッドを交換した後はあまり違いがわからない。少しは効くようになっているのだろうか。



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