2022年3月26日(土)

DD2号 アライメントの測定 − リアガイドアーム交換後

最近、リアのガイドアームを交換したのでリア側のアライメントを測定しておこう。必要であれば調整しなければならない。具体的な測定方法は、このレポートを参照してほしい。

さて、アライメント測定時には車を水平に置かなくてはいけないが、その前にそもそもタイヤの空気圧が一定でないといけない。そこで、まず写真1のようにして4つのタイヤの空気圧を測定する。


写真1 空気圧を測定しているところ

そして、必要に応じて写真2のようにタイヤに空気を入れて、運転席ドアを開けたところに書いてある指定の空気圧に調整する。


写真2 空気を入れているところ

その後、車体を水平にするために、写真3のように左リア以外のタイヤの下に板やスロープを入れる。


写真3 タイヤの下に板を入れて高さを調整したところ

そして、写真4、写真5のように車体の前後にアルミチャネル(棒)を取り付ける。このとき、アルミチャネルの中心と車体の中心が正確に一致している必要がある。


写真4 アルミチャネルの取付(リア)


写真5 アルミチャネルの取付(フロント)

アルミチャネルを取り付けたら、写真6のようにレーザー水準器で車体の中心面に平行なレーザー面を作る。


写真6 車体の中心面に平行なレーザー面を作ったところ

そして、写真7のようにレーザー面とリアホイールの上下左右の位置との距離を測る。


写真7 ホイールとの距離を測っているところ

レーザー面は車体中心面に平行なので、ホイール上下左右とレーザー面との距離からホイールの傾き(アライメント)を計算することができる。リアホイールについてアライメントを計算した結果を表1に示す。

表1 リアホイールアライメントの測定結果
 

左 

右 

基準 

キャンバー   

 -1°30'

 -1°26'

-2°±20'

トー

-35'

-17'

10'±10'(トータルトー)

う〜ん、キャンバーもトータルトーも基準内に入っていないなぁ・・・。この測定結果を参考にして近いうちに調整しよう。



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