2021年10月23日(土)

E63 電動ウォーターポンプとサーモスタットの交換 − 予防保全

先日、予防保全のためSさん号のウォーターポンプとサーモスタット交換のお手伝いをしたので報告しておこう。まぁ、お手伝いと言っても、実際には横で写真を撮ってるだけなんだけど・・・(笑)。作業の詳しい手順は、このレポートこのレポートに譲るとして、今回は雰囲気だけ。

まずは、写真1のようにSさん号をジャッキアップしてウマをかけ、前側のアンダーパネルを外す。


写真1 アンダーパネルを外しているところ

下から覗くと、写真2のように電動ウォーターポンプとサーモスタットが見える。


写真2 電動ウォーターポンプとサーモスタット

冷却水を抜いてからこれらを外す。写真3に用意した新しいポンプ・サーモスタットと、外したポンプ・サーモスタットを示す。


写真3 新しいポンプ・サーモスタット(左)と、外したポンプ・サーモスタット(右)

外したポンプ・サーモスタットからホース類を新しいポンプ・サーモスタットに移植するのだが、そのとき、まず写真4のように新しいポンプ・サーモスタットをボルトで固定する。


写真4 新しいポンプ・サーモスタットをボルトで固定

すると、新しいポンプ・サーモスタットの位置関係が確定する。この状態で、写真5のようにポンプとサーモスタットを接続するホースを移植する。


写真5 ホースを移植したところ

写真6のように、もう一本のホースも移植する。


写真6 もう一本のホースも移植したところ

このようにホースが移植できたら、ポンプとサーモスタットを固定しているボルトを外しておく。このボルトを付けたままだと車体に取り付けにくいからだ。あとは、写真7のようにして、これを元通りに車体に戻せばいい。


写真7 ポンプとサーモスタットを取り付けているところ

取り付けられたら、冷却水を補充する。まずは、写真8のように薄めていない純正冷却水を2本(1.5リットル×2)入れる。


写真8 純正冷却水を入れているところ

そして、写真9のように水道水をタンクいっぱいまで入れる。


写真9 水道水を入れているところ

最後に、エア抜きをして、タンクに水を補給すれば作業完了だ。写真10に作業後のSさん号を示す。


写真10 作業後のSさん号

電動ウォーターポンプが突然死すると、オーバーヒートとなり車が動かなくなる(体験済み)。10万キロが近くなってきた車は予防保全として交換しておいた方がいいだろう。



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