2021年1月9日(土)

E63 ワイパーカウルの交換 − ヨッシーさんより

今回は、DD2号と同じE63にお乗りのヨッシーさんより、ワイパーカウル交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


ゴムがガビガビになってしまったワイパーカウル。夏にヤフオクでよく見かけるゴム部のみ購入し交換しましたが。。。これE63には全然フィットしません。それはもう笑うくらい・・・。

フィットしないため落ち葉挟まりまくりの私の愛車、見るに堪えかねてディーラーでワイパーカウルを購入しました。(13,100円) これはさすがに大きいからかebayで購入するよりディーラの方が安いです。

全くフィットしていない現状を写真1に示す。


写真1 交換前のワイパーカウル

ワイパーを外していくのですが、まずは写真2と3のプラのカバーから外す。


写真2 助手席側


写真3 運転席側

こちらは嵌っているだけですので、パキッと外す。すると運転席側には写真4のようにナット(左13mm、右16mm)が見えてくるので、それらを外す。


写真4 ワイパーアーム固定ナット

また、助手席側も同様に16mmのソケットを使ってナットを外す。助手席側には写真5のように厄介な台座がおり、しかもスプラインで嵌っているため結構な硬さです。


写真5 助手席側ワイパー台座

よって私はプーラーを使用して台座を外しました。ワイパーを取り除いた状態を写真6に示す。


写真6 ワイパー取り外し後

その後エアフィルターのボックスを外していくのですが、ここはDDさんの過去レポにお任せします。写真7・8のように落ち葉がいっぱい挟まっていたので掃除しておきました。


写真7 運転席側エアフィルター取り外し


写真8 助手席側エアフィルター取り外し

エアフィルターを外し、固定クリップを六角レンチで反時計周りに90度回転させ、両端のカバーを取るとワイパーカウルを取ることができる。なお私の車両は運転席側のキャップはなく、宙に浮いた状態でした・・・。ワイパーカウル固定箇所を写真9に示す。


写真9 ワイパーカウル固定箇所

写真10のように落ち葉と今までの蓄積された汚れが酷かったので、写真11の半額で購入したガラスコンパウンドで綺麗にしておいた。


写真10 落ち葉、汚れたっぷりのガラス


写真11 ガラスコンパウンド

あとは、逆の手順でワイパーカウルを固定していく。六角レンチで90度時計方向に回し、合いマークを合わせるとワイパーカウルがガラスを押し付けて密着していくのが感じられる。 ※ここは確実に固定しておかないと両端のキャップが入りません。ワイパーカウルを付け、忘れず取り外した助手席側のワイパーの台座を写真5の状態に復旧する。

ここで両端のキャップ登場。今回1個無いのが事前調査で分かっていたのでディーラで注文しておいた。


写真12 新品のキャップ


写真13新品のキャップ

それを取り付けた後、紛失防止のためDDさんの真似をしてテープで固定しておいた。(660円もするのです。この部品)


写真14 キャップ取り付け


写真15 ビニールテープで紛失予防

あとはワイパーアームを嵌めて規定トルク(16mmソケット部は35N・m、13mmソケット部は17N・m)で締めると完了。あと、以前迂闊にも紛失してしまったエアフィルタ固定のトルクスねじも、同じくディーラで330円で購入しておいた。


写真16 トルクスボルト


写真17 トルクスボルト

トルクスねじ締結後の姿を写真18に示す。


写真18 エアフィルター締結

すべての作業が完了した状態を写真19に示す。


写真19 取付完了

最後に部品番号等の参考までに明細書を写真20に示す。


写真20 明細書

ワイパーカウルを交換するだけで、かなりリフレッシュされました。ゴムだけ交換はヤスモノガイノ・・・・・・になりますので、カウルごとの交換をお勧めいたします。


ワイパーカウルの交換って意外と簡単にできそうだ。機会があればリフレッシュしてみるか! 末尾ではあるが、有益な情報をいただいたヨッシーさんに感謝する。



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