2006年10月4日(水)

リアブレーキパッドの交換 − 純正ブレーキパッドに戻す

先日、「フロントブレーキパッドの交換 − 純正ブレーキパッドに戻す」と題して、フロントブレーキパッドを純正(TEXTAR)のブレーキパッドに交換したことを報告したが、今回はリアのブレーキパッドを純正のものに交換したので紹介しよう。

フロントのブレーキパッドを純正に戻したおかげで、ブレーキのタッチがかなりコントローラブルになった。特に、初期制動のタッチは非常にいい。その分、ホイールは笑ってしまうぐらい汚れるが。

しかし、フロント側のブレーキパッドを純正に戻したものの、リア側はまだサードパーティのものだったので、この際、リア側も純正のブレーキパッドに戻してみた。

今回、手に入れた純正のブレーキパッドはE34のものではなく、E36 M3のものである。サイズが同じなので、DD号にも取り付けることができる。やっぱりM3用のブレーキパッドはよく効くのかなぁ・・・(笑)。手に入れたブレーキパッドを写真1に示す。


写真1 手に入れたブレーキパッド

このブレーキパッドはJURID(ユーリッド)のものであった。これに、もう1セット(メーカー不明)のリアブレーキパッドが付いて、送料込みで2,000円! 安い!

手に入れたブレーキパッドは新品ではないが、写真2のように新品と同じぐらいパッドが残っている。ラッキー!


写真2 ブレーキパッドの残り

さて、ブレーキパッドの交換であるが、手順は「リアブレーキパッドの交換 − ブレーキが効くのは素晴らしい」で紹介した方法と同じなので省略する。

特に問題なければ、1時間もあれば交換できるだろう。ただ、今回は交換作業が終わってウマから車を降ろそうとしたところでフロアジャッキが壊れてしまった。幸い、ジャッキで車を持ち上げた状態で壊れたわけではないので危険なことはなかったが、新しいフロアジャッキを買いに行ったりしていると、結局2時間ほどかかってしまった(苦笑)。

今回、前後輪のブレーキパッドを純正に戻したのだが、明らかにブレーキが制御しやすくなっている。言葉で表現するのは難しいが、あえてチャレンジしてみよう。

純正に戻す前のブレーキパッドの場合は、一定の減速度(正確には「加速度」)で減速しようとするとブレーキの踏力を徐々に増していかなくてはいけなかった。すなわち、ブレーキの踏力が一定だと、減速度が徐々に弱くなっていく。

しかし、純正のブレーキパッドでは、一定の踏力ならば一定の減速度で減速することができるように思える(実際には少し踏み増していかなくてはいけないとは思うが)。この「踏力」と「減速度」の線形性がブレーキを制御しやすい秘密であろう。

ちなみに、純正のブレーキパッドはブレーキダストがかなり出るので、ホイールをある程度綺麗に保つには少なくとも1週間に1回は掃除しなくてはいけない(苦笑)。いつまで掃除を続けられるかなぁ・・・。

現在の走行距離: 114,180km



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