2020年7月18日(土)

DD2号 雨漏りの修理 − フロント側ドレイン

先日のレポートで運転席側の後ろの座席の足元が濡れる雨漏りが見つかったことを報告したが、やっと長雨も収まったので早速修理してみることにした。修理方法については、630i仲間のSさんとヨッシーさんから情報をいただいた。こんなとき、頼りになるのが同車種に乗る仲間だ。

まず、Sさんからの情報から。Sさんの車も雨漏りしたのでネットで見つけた車屋さんに修理を依頼したらしいのだが、その詳しい内容がネットに掲載されているとのことであった。基本的には、ドア開口部の周囲にあるゴム(エッジプロテクタ)から水が入り込むようなので、そこをコーキングすればいいらしい。こんな有益な情報を惜しげもなく公開しているカービューティープロ115さんは素晴らしい!

一方、ヨッシーさんからの情報によると、フロント右側のエアコンフィルターの下に雨水のドレインがあり、そのが詰まると溜まった雨水が車内に入ってくるというものである。詳しいことは、このページに記載がある。ここでは、カブリオレ(E64)のリア側のドレイン情報もあるが、関係するのはフロント側だけだ。フロント側から雨水が侵入するにもかかわらず、運転席後ろ側の床のみが浸水し、運転席の床が浸水しないのは、運転席後ろの床の方が数cmほど低いためらしい。

DDもいろいろ調べてみたが、どうも上記の2つが代表的な雨漏りの原因のようだ。そこで、この2つの雨漏り原因について対策してみることにした。まずは、簡単そうなフロント側のドレインから。

最初に、このレポートを参考に、写真1のようにエアコンフィルタをトレイを外す。


写真1 エアコンフィルタとトレイを外したところ

そして、ブレーキブースターの下を見ると、写真1の赤矢印のところに雨水のドレインが見える。


写真2 雨水のドレインの場所

これをよく見てみると、写真3のようにガッツリ詰まっている。


写真3 詰まっているドレイン

詰まっているかどうかを調べるために、写真4のようにジョウロで水を入れてみる。


写真4 水を入れているところ

上記のページによると、ドレインが詰まっていないと水がフロントタイヤ後ろ側から出てくるはずだが、写真5のように全く水が出てこない。やっぱり詰まっているな。


写真5 フロントタイヤ後ろ側

ドレインのところを見てみると、写真6のように全く排水されていない。


写真6 排水されていない水

ここに水が溜まると、写真6の赤矢印のところから車内に水が入り込んでしまう。その水が右側の床下に溜まり、溜まった水が多くなってくると一番低い運転席後ろの床から滲みだしてくるようだ。

さて、このドレインだが、図1の[10]に示すパーツで、名前は「Water outlet valve」というようだ。Valveって?


図1 ドレインのパーツ

パーツナンバーを頼りにどんなパーツかを調べてみると、写真7のようなものである。


写真7 ドレインのパーツ

上から水が入ってきて左下から出ていくようだ。また、Valveとあるのは、上から下へは水が流れるが、下からは水が浸入しないようになっている逆止弁になっているかららしい。このパーツは右側だけに付いていて左側には付いていない。おそらく、車体が水に浸かった場合でも、ブレーキブースターとブレーキフルードタンクを水から守るためだろう。

それはさておき、このドレインの部分が詰まっているので、写真8のように針金の先を曲げたものでドレインの突っついて詰まりを掃除する。


写真8 ドレイン掃除SST

このドレインのパーツは、写真9のような方向で付いている。赤矢印のところから水が入り、緑矢印の方向に水が排出されるので、それをイメージしながら掃除SSTを突っ込んで詰まったものをバルブから押し出してやればいい。


写真9 ドレインの取り付け方向

詰まりが解消されると、写真10のようにタイヤの後ろ側から水が排出されるようになる。


写真10 排出された水

この際だから、小さいブラシと水を使って写真11のようにドレイン付近を掃除しておいた。


写真11 掃除したところ

これで原因の一つは解消されたはずだ。ちなみに、運転席の床の高さと後席の床の高さを比べてみると、写真12のように後席の床の方が随分と低いようだ。前から水か侵入しても、それが溜まってくると後席の床から水が滲みだしてくることがわかる。


写真12 運転席と後席の床

近いうちに、エッジプロテクタからの水の侵入のほうも対策しておこう。


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