2015年12月3日(木)

DD2号 前後ストラット交換 − Merwedeダウンサスと純正ショック

XYZ車高調を入れ、乗り心地改善のためにプリロード等を調整していたが、高速道路を走っていると道路の継ぎ目で驚くほど車が跳ねる。一緒に走っていたMゴローさんには笑われるし、同乗していた嫁さんにも思いっきりダメ出しを食らった。そのため、しばらく前から元の純正のストラットに戻していた。しかし、元のストラットのショックアブソーバーは7万キロも走行しているため、随分ヘタっている。また、純正のままなので車高も若干高めだ。

しかし、E63であるDD2号の純正あるいは互換の新しいショックアブソーバーを購入しようとすると、安くても前後4本で10万円ほどする。それに、車高を若干下げるためのダウンサスを入れると、安くとも12〜13万円コースだ。う〜ん。

そんなことを思いながら某ネットオークションを見ていると、中古のMerwede(メルヴェ)のダウンサスが安く売りに出ているのを見つけた。また、同時にE64 650i用の前後純正ストラット(走行18,000kmの中古)が売りに出されているのも見つけてしまった。これは神様が「これを買え」と言っているに違いないと思い、両方ともポチッと・・・。えっ? 言ってないって? ともかく、写真1に届いたMerwedeのダウンサスを、写真2にE64 650i用の純正ストラットを示す。


写真1 Merwedeのダウンサス


写真2 E64 650i用の純正ストラット

購入したE64 650i用のフロントストラットとDD2号(E63 630i)のフロントストラットは、ショックアブソーバーの部品番号が異なる。きっと、車重の違いによって少しダンパーの効きを変えているのであろう。まぁ、そんな細かいことは気にしない。だって、リアのショックアブソーバーは同じ番号だし・・・。

いずれにしても、E64 650i用のストラットのサスペンションをMerwedeのダウンサスに入れ替えてDD2号に付ければ、車高は少し下がり、ダンパーのヘタりも少ないので乗り心地も改善されるだろう。というわけで、早速スプリングを入れ替えてみよう。まずはリアストラットから。

写真3のようにリアストラットのスプリングにスプリングコンプレッサーをかける。


写真3 スプリングコンプレッサーをかけたところ

そして、写真4のように電動インパクトドリルを使ってスプリングを縮める。


写真4 スプリングを縮めているところ

電動インパクトドリルを買う前は手で縮めていたのだが、この簡単さを知ってしまったら後には戻れない(笑)。スプリングが十分縮んだら、写真5のようにして6mmの六角レンチを中心に入れて、18mmのトップナットを緩める。


写真5 トップナットを緩めているところ

ちなみに、このトップナットは再利用不可で、締め付けトルクは27N・mだ。トップナットが外れたら、ストラットは写真6のように分解できる。


写真6 リアストラットの分解

ここで各パーツをチェックしておこう。アッパーマウントは、写真7のように問題なさそうだ。


写真7 リアアッパーマウントの裏側

また、写真8のようにバンプラバーも大丈夫だ。


写真8 リアバンプラバー

もちろん、ショックアブソーバーもヘタりは感じない。では、写真6の黒い純正スプリングを赤いMerwedeのダウンサスに入れ替えよう。Merwedeのスプリングは若干短いようだが、もしかしてスプリングを縮めなくてもいいかも? スプリングを縮めずにアッパーマウントを取り付けてトップナットを手でねじ込んでみると、写真9のようにそのまま付いた。


写真9 リアストラットの組み立て

このまま、写真10のようにトップナットを締めると、入れ替え完了だ。


写真10 リアストラットのトップナットを締めているところ

同様にしてもう1本のリアストラットもスプリングを入れ替える。両方のスプリングを入れ替えたリアストラットを写真11に示す。


写真11 スプリングを入れ替えたリアストラット

あれっ? なんか違う? Merwedeのスプリングは不等間隔なのだが、どちらかが上下逆だ。スプリングの下側を見てみると、写真12のように左側のスプリングはうまく入っていない。


写真12 スプリングの下側

どうやら、右側のほうが正解のようだ。良く見ると、このスプリングは上下で同じ直径ではなく下の方が少しだけ細くなっているようだ。なんて微妙な作り方(笑)。まぁ、とりあえず、左側のスプリングは上下を入れ替えておいて、次は写真13のフロントストラットのスプリングの入れ替えだ。


写真13 フロントストラット

フロントストラットのトップナットのところには、写真14ようなプラスチックの蓋が付いている。


写真14 トップナットのキャップ

そういえば、DD号(E34)にも付いていたなぁ。これを取ると写真15のようにトップナットが見える。


写真15 フロントストラットのトップナット

トップナットを取るために、まず写真16のようにスプリングコンプレッサーでスプリングを縮める。


写真16 スプリングを縮めているところ

スプリングは十分縮んだら、写真17のように6mmの六角レンチと21mmのロングソケットを使ってトップナットを外す。


写真17 フロントストラットのトップナットを外しているところ

ちなみに、フロントストラットのトップナットは再利用不可で、こちらの締め付けトルクは64N・mと結構大きい。トップナットが取れたら、写真18のようにアッパーマウントを外して分解する。


写真18 フロントストラットを分解したところ

写真19のようにバンプラバーもまだまだ使えそうだ。


写真19 フロントストラットのバンプラバー

写真20ののように、アッパーマウントのベアリングもガタが無くスムーズに回る。ついでに、グリスを追加しておいた。


写真20 アッパーマウントのベアリング

Merwedeのフロントスプリングも写真18のように純正スプリングに比べて少し短いが、残念ながらこちらは写真21のようにスプリングコンプレッサーで縮めないとトップナットがかからない。


写真21 スプリングを縮めたところ

トップナットを付けると、写真22のようになる。この写真からもわかるように、Merwedeのスプリングでもかなり縮めないといけない。


写真22 トップナットを締めたところ

このストラットだが、写真23のようにE63 630iの純正ストラットと比べると、なぜか短い。どうして?


写真23 フロントストラットの比較

まぁ、細かいことは置いといて、それぞれ組み立てたストラットをDD2号に取り付けよう。細かい手順については、フロントストラットの交換リアストラットの交換のレポート を参照してもらうこととして、ここでは雰囲気だけ。まずは、写真24のようにリア側をジャッキアップしてリアストラットを交換する。


写真24 リアストラットの交換風景

その後、今度は写真25のようにフロント側をジャッキアップしてフロントストラットを交換する。


写真25 フロントストラットの交換

交換後は、写真26のように赤いスプリングがちょっとカッコイイ(かも?)。


写真26 フロントストラット交換後

交換後は、写真27のようにいい感じで車高が下がっている。


写真27 交換後の車高

フロント側は、写真28のように、地面からフロントアーチまで69cmだ。純正のストラットのときは71.5cmだったので、2.5cmのダウンだ。


写真28 フロント側の高さ

一方、写真29のようにリアは70cmだ。純正ストラットの時は72cmだったので、2cmのダウンだ。


写真29 リア側の高さ

実際に少し走ってみたのだが、街乗りでは乗り心地はかなりいい。スポーツサスというよりは、純正サスと変わらない乗り心地のダウンサスだ。スプリングは短くなってはいるが、不等間隔のスプリングでうまくバネ係数が変化するようになっているようだ。最初からコレにしておけば良かった(苦笑)。


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