2014年1月3日(金)

エンジンかからず − プラグホールのオイル漏れ

昨年の12月31日に実家へ帰省するためにDD号のエンジンをかけようとしたところ、セルは回るがエンジンがかからない・・・_| ̄|○。どうやら、プラグがかぶっているような感じなので、アクセルを床まで踏んでセルを回すと、なんとかエンジンはかかったが、どうも1気筒ぐらい点火していないような感じだ。仕方がないので、嫁さんの車で帰省することにして、DD号はそのまま置いておいた。

さて、帰省先から帰ってきたら、早速DD号のメンテだ。この症状は以前にも経験しており、その時はヘッドカバーガスケットからオイルがプラグホールに漏れてプラグが点火不良になって起こっていた。今回も同じような事が起こっているのかもしれない。

まずは、イグニッションコイルを取り外すために、写真1のようにエンジンヘッドカバーを外して、イグニッションコイルのコネクタを外し、イグニッションコイルを固定しているナットも外した。


写真1 イグニッションコイルを取り外す準備

そして、前から順番にイグニッションコイルを引き抜いていく。写真2に取り外したイグニッションコイルを示す。


写真2 取り外したイグニッションコイル

写真2の赤矢印で示したのが前から3番目のイグニッションコイルであるが、この先端のスパークプラグコネクタと呼ばれている筒の部分ががオイルでしっとりと濡れている。他のイグニッションコイルの先端部分は乾いた状態だ。どうやらココが怪しいみたいだ。

写真3に前から3番目のプラグホールを示す。


写真3 前から3番目のプラグホール

確かにオイルは少し漏れているが、それほどでもない。でも、オイルが漏れているのは確実なので、近いうちにヘッドカバーガスケットを交換しないといけない。これは定期交換部品だなぁ〜。

さて、いずれにしてもエンジンがかかる状態にしないといけないので、プラグホールに少し溜まっているオイルを綺麗に拭き取った。そして、写真4のようにイグニッションコイルに付着しているオイルをパーツクリーナーで洗い落とした。


写真4 パーツクリーナーでオイルを落としているところ

写真5のように、イグニッションコイルの先端にある筒状のスパークプラグコネクタも抜き取って、これもパーツクリーナーで綺麗に洗浄した。


写真5 スパークプラグコネクタ(上)とイグニッションコイル本体(下)

スパークプラグコネクタを抜き取るときは、オイルが付着していたので簡単に抜き取れたが、オイル汚れを綺麗に落としてから差し込もうとすると、なかなかうまく入ってくれない(笑)。

まぁ、なんとか差し込んでイグニッションコイルを元に戻し、エンジンをかけてみたところ、いつものように一発でエンジンがかかった。やはり、ここが原因だったようだ。

今回は、ヘッドカバーガスケットを交換せずにイグニッションコイルとプラグホールのオイルを拭き取って対処したが、近いうちにヘッドカバーガスケットを交換しないといけないなぁ・・・。

現在の走行距離: 164,071km



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