2009年4月23日(木)

光るエンブレム − 試作その4

今年から「光るエンブレム」の試作を進めているが、最近は何かとバタバタしていて、あまり進んでいなかった。実は、boven7さんの光るエンブレムが完成したようなので、私のサイトの「光るエンブレムの試作」はなかったことにしておこうかと思っていた(笑)。

しかし、神様はそんなに甘くなかった・・・。

先日、DD号のボンネットを見てみると、写真1のようにボンネットエンブレムが見事に剥がれている。


写真1 剥がれたボンネットエンブレム

これは、きっと神様が「つべこべ言わずに、さっさと光るエンブレムを作らんかいっ!」と言っているに違いない(苦笑)。そんなわけで、光るエンブレムの試作を再開することにした。

 

というわけで、まずBMWのプロペラマークから作ってみよう。「光るエンブレム」というからには、「エンブレムのマーク」がないと始まらない。写真2のように、OHPシートにプロペラマークを印刷する。


写真2 プロペラマークを印刷したOHPシート

ここでは色を濃くするため、同じOHPシートに2回印刷した。これで2枚のシートを貼り合わせたときに色ずれする心配がない。また、今回はOHPシートを使用しているので、粘着面はない。

一方、タックシール(全面がシールになっている紙)に写真3のようなマークを印刷した。これは、銀色部分の型紙になるものである。


写真3 銀色部分になる型紙

さて、銀色部分だが、boven7さんのサイトを参考に、写真4のようなカーフィルムを用意した。これはミラータイプのものだ。


写真4 用意したカーフィルム

これを適当な大きさに切って、剥離シートのほうに写真3の型紙を貼り付ける。貼り付けたところを写真5に示す。


写真5 型紙を貼り付けたカーフィルム

写真5の左にあるアートナイフで、この型紙の真ん中の扇形の部分をくり抜いていく。写真6にくり抜いたところを示す。


写真6 プロペラマークを印刷したOHPシートと、くり抜いたカーフィルム

写真6の左側にあるプロペラマークの裏側からミラータイプのカーフィルムを貼れば、それっぽいマークができるはずだ。

まずは、写真7のように、OHPシートを裏返しにして、その周囲をマスキングテープで固定する。


写真7 マスキングテープで固定したOHPシート

OHPシートは耐水性ではないので、カーフィルムを貼るときに使用する水が表側に回らないように、ぐるっと一周マスキングテープを貼っておく。

そして、カーフィルムを貼る要領で、OHPシートに薄い中性洗剤液をかけてフィルムを貼り付ける。このとき、写真8のように、OHPシートの十字部分と、カーフィルムの十字部分がうまく一致するように貼り付ける。


写真8 カーフィルムを貼り付けたところ

乾燥後、マスキングテープを慎重に取って、表返してみると写真9のような感じだ。


写真9 表から見たところ

おっ、なんかいい感じかも?(笑)

最後に、周囲の余分なところをハサミで切り取ると、写真10のような「それっぽい」プロペラマークができあがる。


写真10 それっぽいプロペラマーク

う〜ん、この方法は簡単だし、使えそうだなぁ・・・。

光るエンブレムの試作 − その5」に続く。



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