2005年11月11日(金)

CCMの修理 その1 − う〜ん、ダメかぁ

最近、「CCMが壊れて変な警告が出るようになった」との話をよく聞く。CCMとはチェックコントロールモジュールのことで、車両の様々な不具合を検出して警告するモノである。

DD号の以前にCCMが壊れて「ESD regelt」なんていう訳のわからない警告が出ていたし、といさんの車でも写真1のような警告が出るようになっている。


写真1 CCMの警告

といさんの車のCCMが壊れているかどうかをチェックするため、DD号のCCMと1週間ほど交換したのだが、DD号でも写真1の警告が出たので、やはりCCMの不良であろう。

不良のあったCCMをみてみると、なぜかすべて写真2のようなものである。


写真2 不良のあったCCM

どうのこのタイプのCCMは壊れやすいのかもしれない。まぁ、10年以上前の車の部品だから壊れても仕方ないのかもしれないが・・・。

そこで、貧乏性なDDはCCMの修理にチャレンジしてみることにした。写真3にCCMの内部基板を示す。


写真3 CCMの内部基板

とりあえず、写真3の赤矢印のところにあるコンデンサを交換してみることにしよう。でも、左下の電解コンデンサは電源電圧安定のためのようだし、上の二つのコンデンサはCMOS ICのパスコンのような気がするので、あまり関係ないかもしれない(笑)。

まぁ、つべこべ考えずにとりあえず交換してみよう。用意したのは写真4のようなコンデンサである。


写真4 用意したコンデンサ

これらを写真4のように交換する。


写真4 コンデンサを交換したCCM基板

さて、コンデンサ交換の結果だが、やっぱり直っていない・・・ _| ̄|○

う〜ん、次に怪しいのは、基板左上にあるIC(コンパレータ)かなぁ・・・。「CCMの修理 その2」に続く(って、見通しはぜんぜん立ってないけど)。



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