2005年3月25日(金)

エンジンエアフィルターの交換 − 純正互換品

先日の車検の際に、take-Mさんよりエンジンエアフィルター(エアクリーナーエレメント)の汚れを指摘された。そういえば、今まで交換したことなかったなぁ・・・。

takeさんから「工賃無料で交換しておきますよ」と言われたのだが、「部品だけください。交換の様子をサイトのネタにしますから・・・」と言ってお断りした。最近は、メンテナンスの記録のためにサイトを更新しているのか、サイトの更新のためにメンテナンスしているのかわからない(笑)。

そんなわけで、無理矢理作ったエアフィルターの交換ネタを紹介しよう。

DD号は95年式525iであり、エアフィルターボックスは写真1の位置にある。


写真1 エアフィルターボックスの位置

エアフィルターボックスはエンジンルーム内の左前方で、左側のヘッドライトのすぐ後ろにある。

まずは、作業領域を確保するために、左側ヘッドライト裏にあるエアダクトを外しておく(写真2)。


写真2 エアダクトを外しているところ

次に、エアフィルターボックスを開けるのだが、エアフィルターボックスは写真3のように左右の4箇所でクリップどめされている。


写真3 エアクリーナーボックス(まだエアダクトが付いたまま)

このクリップは、写真4、5のようにマイナスドライバーで少しこじれば簡単に開けることができる。


写真4 クリップを外す前


写真5 クリップを外した後

後でクリップを取り付けるときは、指で押すとパチッという音がして簡単にはめることができる。

4つのクリップを外したら、エアフィルターボックスの上部をなるべく大きく開けて、写真6のように古いエアフィルターを取り出す。エアフィルターボックスを大きく開けるのが難しいが、無理矢理開けてフィルターを取り出す。


写真6 古いエアフィルターを取り出してるところ

さて、これを新しいエアフィルターに交換するのだが、take-Mさんに用意してもらったエアフィルターは、写真7のようにMANN社のものである。


写真7 新しいエアフィルター

古いエアフィルターと比べたところを写真8に示す。


写真8 新しいエアフィルター(左)と古いエアフィルター(右)

こうやって見ると、かなり汚れてるなぁ・・・。

古いエアフィルターは、BMW純正のものでBMWのパーツナンバーも書いてあるのだが、それをよく見ると写真9のように「MANN」のマークも入っている。


写真9 古いエアフィルターの拡大

どうやら、BMW純正のエアフィルターは、MANN社がOEM供給しているようだ。ということは、take-Mさんに用意してもらったエアフィルターは純正品質の互換品のようである。

さて、後は新しいエアフィルターを入れるだけだ。写真10のように、なるべくエアフィルターボックスを大きく開けて新しいエアフィルターを入れる。


写真10 新しいエアフィルターを入れているところ

キッチリと入れるのが難しいかもしれないが、上からフィルターを揺するようにするとなんとかキッチリ入れることができるだろう。

最後に、エアフィルターボックスのクリップを留めて、外したエアダクトを元に戻せば交換完了である。

今回は、新しいエアフィルターに交換したが、汚れたエアフィルターでも、エアコンプレッサーで汚れを吹き飛ばせば、まだ使える場合も多いだろう。まぁ、そんなに高価な部品でもないのだが。



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