2002年11月30日(土)

オーロラを求めて
トロムソ市内観光

オーロラを見るためにトロムソまで来たのだが、日中は明るいためオーロラは見えない。そこで、今日の昼間はトロムソの市内を観光してみることにした。


朝、ホテルの部屋の窓から見た風景。まだ、少し薄暗い。


ホテルで朝食を食べた後、早速トロムソの市街地へバスで行ってみた。ホテルから市街地(Sentrum)までは15分(21NOK)である。バスはホテル近くのPOLARSENTERという大型ショッピングモールの前から乗ることができる。子供の着ている服を見てもらってもわかるように、外はとても寒い。


どれぐらい寒いかというと、「-8℃」である。少し風があったので、さらに寒く感じる。


トロムソは、海のすぐそばにある港町である。少し歩くと、すぐに海が見える。


これはトロムソ大聖堂。「大聖堂」という割りには小さいような気がするが。


これは街の電気屋さん。ちょっと古い感じの建物だ。


これは、トロムソ名物(?)のMackビールの醸造所である。この横にはビアホールも併設されている。


Mackビールとは、この写真の左側のビールである。一方、右側のも同じMackビールだが、ノンアルコールビールである。ちなみに、ノンアルコールビールの味は「ビールとは思えない」味である。


この人がMackビールの創始者、Ludwig Mack (1842-1915)である(たぶん)。

トロムソの大通り(Storgata)は10分もあれば端から端まで歩けてしまうぐらいのものである。外に居てても寒いので、ポーラリア(Polaria)という水族館へ入ってみた。


これがポーラリアである。


中には大きなプールがある。


ここには、何がいるかというと、


アザラシである。全部で5匹のアザラシが飼われている。


ちょうど、アザラシに餌をやっているところを見ることができた。別のおにいさんが、色々と解説しながら餌をやっている。餌はビタミン剤を入れた魚である。


このプールは、下からも中を覗くことができる。このほかにも、アザラシのプールの下を通る水中トンネルがあったり、他の魚や水中生物が入っている水槽があったりと、なかなか面白かった。思っていたより充実した展示内容であった。

トロムソは「北のパリ」と呼ばれており、ヨーロッパ北部にある最大の街である。「ヨーロッパ北部にある最大の街」っていうのはわかるが、「北のパリ」というのは真っ赤な嘘だ。もし、これが旅行のパンフレットに書いてあったらJARO(日本広告審査機構)に警告されること間違いなしである(笑)。

今夜も晴れていたので、ホテルの部屋でオーロラの出現を待っていた。オーロラが出現すると、DDらが泊まった部屋の窓から確認することができる。ただし、周囲に街の明かりもあるためあまり暗いオーロラは見えない。

ラッキーなことに今夜も9時頃からオーロラが現れ始めた。オーロラが現れると、防寒着を着込んでホテルの外へ出て撮影する。オーロラが消えると、また部屋へ戻る。こうして、夜の1時ぐらいまで何度か部屋と外を往復した。ただ、今夜のオーロラは昨夜のオーロラほど明るくなかった。



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