2002年10月2日(水)

ダルムシュタッド→ローテンブルグ

仕事も一段落したので、少しドイツ国内を観光することにした。


ここまで乗ってきた車は、ホテルの横の屋内駐車場に停めてある。


さて、車で出かけようとすると・・・・。

車の鍵がない! Oh my gash!

車の中を見ると、トランクに鍵があるではないか! いわゆる「鍵を閉じこめた」という状態である。

Oh my gash!(その2)

こ、こんなところで鍵を閉じこめるとは・・・・。 日本では一度も鍵を閉じこめたことがないのに・・・。 しかたがないので、ADAC(ドイツのJAFのようなもの)を呼ぶことにした。

待つこと数十分・・・。ADACの車が颯爽とやってきた。


若いおにいちゃんに英語で鍵を閉じこめたことを説明すると、「ドイツではドイツ語を喋ってくれ」とドイツ語で言われた。なんて高飛車なヤツだ。

しかし、彼はホンの数分で鍵を開けてしまった。なかなかやるなぁ・・・コイツ。 もちろん、セキュリティの問題があるので、鍵を開けた方法は詳しく書けない。


仕事が終わると、ADACの彼は子供達にお菓子をくれた。なんていい人だ・・・(DDの理論では、モノをくれる人は「いい人」である)。おまけに、「料金はいくらか?」と聞くと「ドイツではタダなんだよ」と英語で答えた。最初から英語でしゃべれ!

しかし、本当に助かった。

彼はADACの車に乗り込むと、また颯爽と帰っていった。さすがは世界のADACである(よいしょっと)。

さて、気を取り直して車で出発する。


まずは、近所のレンタカー屋を訪れた。「アウトバーンを走るには、それなりの車が必要だ」と思い、ここで「それなりの車」を借りることにした。

それなりの車」とは・・・・・


もちろん、AUDIである。(←苦情は受け付けない)

AUDI A6 2.4Lエンジン搭載。十分なスペックだ。もちろんドイツ車である。アウトバーンはお手の物であろう。詳細は、こちら


おまけに、このAUDIにはナビゲーションシステムが付いている。目的地を設定すると、どのように走ればいいのかを、インパネの小さなディスプレイと音声で指示してくれる。これは便利だ。ただし、地図は表示されない。これがあれば、どこにでも行ける。


AUDIでアウトバーンを爆走する。(←苦情は受け付けない)


高速クルージングである。いやぁ、ラクチン、ラクチン! (←苦情は受け付けない)


アウトバーンを使って、ヴュルツブルグ(Würzburg)のレジデンツ(Residenz)へやってきた。レジデンツは世界遺産にも登録されている建物で、1720〜44年に大司教の宮殿として建造されたものであり、南ドイツの代表的なバロック建築だ。


入り口はこんな感じである。ここの天井画はすばらしかったが、残念ながら写真撮影は禁止されていた。


これは、レジデンツに併設されている教会の内部である。

次にローテンブルグ(Rothenburg)へ移動する。ローテンブルグは「中世の宝珠」とも言われ、ロマンチック街道にある街の中でも、最も美しい街の一つである。


ローテンブルグの街は、城壁に囲まれている。だから、街の中に入るためには、こんな門をくぐらないといけない。ちなみに、この門はレーダー門(Rödertor)である。


古い街なので、路地が細く石畳である。


おまけに、観光用の馬車が走っていたりする。


ここは、クリスマス用品を売っているKäthe Wohlfahrtという店である。


これはお店のディスプレイ。


この建物は市庁舎だ。


少しおなかが空いたので、このお店でシュネーバル(Schneeball)を買う。


シュネーバルとはスノーボール(雪玉)の意味で、ここ特有のお菓子である。サクサクした歯触りは癖になりそうだ。


粉砂糖をかけたものだけでなく、色んな種類のシュネーバルが売られている。


ちなみに、ドイツではお店にこんな表示あるところがある。これはElectronic Cash(電子マネー)が使えると言うことを意味している。


今日の宿泊は、ローテンブルグのシュランネ広場にあるHotel Schranneだ。


これは、夜に見た市庁舎。ライトアップされていて、とても綺麗だ。

10月3日 ローテンブルグ→ホーエンシュバンガウ」に続く。



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