フェリーは予定通り、朝８時にトゥルク(Turku)に到着した。ここからムーミン谷のあるナーンタリ(Naantali)までは車で20分ほどの距離である。朝食を食べて時間をつぶし、10時頃にムーミン谷へ行った。ちなみに、ノルウェーとフィンランドでは時差が1時間あるので注意が必要だ。
ムーミン谷の駐車場は少し離れた場所にあるので、駐車場からこの無料送迎バスに乗ってムーミン谷の入場ゲートまで行く。このバスは15分おきに運行している。
ムーミン谷の入場ゲートである。自動車やバイクの通行が禁止されているにもかかわらず、8t制限の標識がある。お相撲さんの団体は渡れない。
ここから橋を渡ってテーマパーク「ムーミン谷」のある島へ行く。
ここがムーミン谷のチケット売り場である。１日券は13€(ユーロ)だ。
チケットはこんな腕輪だ。紙でできているように見えるが耐水性はあるようだ。一日中付けていても汗で外れたりはしない。
中に入ってみると、こんな郵便局がある。ここから手紙を出すとムーミンのスタンプを押してくれる。もちろん、ムーミンのはがきや切手も売っている。外国へはがきを出す場合は1€(ユーロ)の切手を貼る。
これはハンバーガー屋さん。長蛇の列である。
売っている飲み物のカップにもムーミンの絵が描いてある。
ムーミン谷を歩いていると、頬にムーミンの絵を描いた子供をたくさん見かけた。こんな風にお姉さんがムーミン谷のキャラクターの絵を描いてくれる。料金は一人3€(ユーロ)だ。
満足なできあがりだったらしい。
この子はミーの絵を描いてもらっている。ミーを選ぶとはなかなかの通である。
できあがりのチェックは欠かせない。
描いてもらった絵はこんな感じである。所要時間は一人５分程度だ。
おっ！ これはムーミンの家だ。本物そっくりに作ってある（意味不明？）。ちなみに正式には「ムーミンやしき」と言うらしい（参考文献：Tove
Jansson著, 岡村 美恵子訳, 「ムーミン谷に春がきた」,
講談社, 1998）。
おおっ！ これはスナフキンがいつも釣りをしたりギターを弾いたりしている桟橋ではないか！ 今日はスナフキンがいないらしい。
これはムーミンパパの船だ。ムーミンパパって船を持ってたっけ？
ムーミン谷を歩いていると、ムーミンがいたりする。なんか超でかい。まるで中に人間が入っているかのようだ(笑)。そういえば、子供の頃、ムーミンはカバだと思っていた。実は、ムーミンはムーミントロールという種族の妖精である。
もちろん、ムーミン谷にはムーミンパパもムーミンママもいる。
スニフだっているぞ。子供の頃、スニフはカンガルーだと思っていた。スニフもトロールらしい。
ミーもいる。なんか恐い。
おおっ！ これはヘムレンさん！ よく見ると顔がツートンカラーである。ニョロニョロを探したが残念ながらいなかった。
ムーミン谷のエンマシアター(Emma Theatre)では、１時間に１回ショーをする。左から、ムーミンパパ、ムーミン、ムーミンママ、スナフキンだ。スナフキンはこんなところにいたようだ。
たくさんの人がショーを見ている。
たまに、ムーミン達が広場に集まって、子供達と一緒に踊ったりする。なんか安上がりなアトラクションだ。
十分に遊んだところでムーミン谷を後にする。ムーミン谷から帰るときはこんな乗り物に乗った。
すると、ムーミンショップというお土産物屋さんの前で降ろされた。よくできたシステムだ。どうでもいいが、そこの二人！ イチャイチャするな！
お土産物屋さんでまんまとムーミンのぬいぐるみを買わされてしまった。よく見るとムーミンママのおなかが妙にでかい。お相撲さんが化粧まわしを付けているようだ。
買い物も終わったところでホテルに移動する。
ここが宿泊するNaantali Spa Hotelである。このホテルには、「Naantali
Spa Hotel」という名前の他に、「Naantalin Kylpylä」、「Badhotel
Nådendal」、「Badhotel Naantali」という名前があり非常にややこしい。このホテルの特徴は、サウナやプールの設備、エステや美容マッサージ等のサービスが充実していることであり、５つ星のホテルである。
折角だから、ホテルのプールで遊ぶことにした。
屋内プールには、ジャグジーもある。
もちろん、屋外にも大きなジャグジーがある。水温は38℃ぐらいだろう。
泡がブクブク出ているところもある。マッサージに使うのであろうか。
子供達はプールで遊んでご満悦のようだ。
大人達はビールを飲んでご満悦だ。
プールから上がって、ホテルのレストランで夕食にする。子供達は子供メニューのピザやフライドチキンセットを食べている。
しかし、ムーミン谷やプールで思いっきり遊んだ疲れのためか、食事中にあえなくダウン(笑)。おやすみ。
こちらもダウン。
本日の走行距離は、50km。
「３日目 ヘルシンキ → トゥルク（フェリー）」に続く。
gmail.comまで。