2002年7月23日(火)〜26日(金)
1日目 ハルデン → ストックホルム(フェリー)
1日目は、ハルデンを出発して国境を越えスウェーデンに入り、首都のストックホルム(Stockholm)まで車で移動する。そして夜の間にストックホルムからシリアライン(SILJA LINE)という豪華客船(フェリー)に乗ってフィンランドのトゥルク(Turku)へ移動する。もちろん、今夜はフェリー内で宿泊である。
ハルデンからこんな単調な道をひた走ると、
スウェーデンとの国境が見える。ここでもパスポートコントロールはなく、通過するだけである。ただし、この国境を越えた時に携帯電話に「ようこそスウェーデンへ」というようなメッセージが入ってきた。
スウェーデンに入っても、こんな道を爆走する。ここはフィヨルドではないので、山や海はなく、ひたすら同じような景色の中を走ることになる。
昼過ぎになって、ようやくストックホルムに近づいてきた。フェリーに夜まではまだ時間があるので、少しストックホルムの街を見て回ることにする。
ストックホルムはヨーロッパ独特の香りがする美しい街である。
古い建物が見事に保存されている。
ストックホルムには、スカンジナビアで一番高いカクネス塔がある。その高さは地上128mである。高いところが大好きなDDは早速上ってみることにした。
入り口を入り、塔に上るためのチケットを購入する。大人一人25SEK(1SEK=約13円)である。
塔に上るにはこんなエレベータを使う。このエレベータはものすごく速く、塔の一番上まで約30秒で到着する。恐るべし・・・
エレベータをから出てもう1階上がると外への出口がある。
外は転落防止の網がはってあるが、基本的には屋根なしの屋外である。ちょっと恐い感じがする。
最上階の展望台からはストックホルムの街が一望できる。
眺望がすばらしい。
なお、カクネス塔の周囲にはこんな公園もある。
子供達はここでひとしきり遊んだ。
そろそろフェリーに乗り込む時間になってきたので、フェリーターミナルに行く。フェリーターミナルに到着したのは出航45分前だったので、ほとんどの車はすでにチェックイン済みである。
チェックインを済ませてフェリーに入る。
ほとんど最後にチェックインしたにもかかわらず、何故かフェリーに入るのははじめの方である。
フェリーはほぼ満車状態である。この船は、SILJA FESTIVALという名前であり、2000人の人と400台以上の車を運ぶことができる。
フェリーではいきなりムーミンのお出迎え。子供達は大喜びである。
ごまちゃんもいた。というのは、SILJA LINEの"SILJA"とはごまちゃんのことだからだ。
出航を見ようと甲板に集まる人達。DDも甲板に出てみた。夜の20時を過ぎているというのにこの明るさである。
甲板から見たフェリーターミナル。左の白い建物はターミナルのホテルである。
さっき上ったカクネス塔も見える。
街の向こうに虹が見えた。
虹の右側にはバイキングライン(VIKING LINE)のフェリーが見える。美しい光景である。拡大写真はこちら(1600×1200)その後、フェリーの中を探検してみることにした。
お店がいくつか入っている。スウェーデンからフィンランドへ行く船なので、TAX FREEショップがある。
お酒、タバコ、化粧品などが格安で売られている。
こんなゲームセンターもある。
そして、船の至る所にスロットマシンやポーカーゲームマシンが置かれている。
ここはキャビンの廊下。各キャビンには、ベッドの他に小さなテーブルやトイレ、シャワーといった設備が整っている。この他にも、レストラン、バー、カジノ、映画館、キッズルームなど、充実した設備が整っている。
本日の走行距離は、567Km。
「2日目 ムーミン谷」に続く。
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