2026年1月24日(土)

DD2号(E63) 4番シリンダー失火 − プラグの洗浄

先日、DD2号(E63)のエンジンをかけてみると、シルキーシックスの滑らかな回転ではなく、ガタガタと振動しながらエンジンが回っている。おまけにエンジン警告灯も点灯している。どうも1気筒死んでいるようだ。その後、しばらくすると滑らかな回転に戻ったのだが、ちょっと気になる。何が起きたのかを調べるためにINPAでエラーを調べてみたところ、図1にようなエラーが記録されていた。


図1 エラーの記録

2つめのエラーを見ると、4番シリンダーで失火したため、4番シリンダーのインジェクションを止めたことが記録されていた。どうも、4番シリンダーがおかしいらしい。失火なのでまずはプラグを調べてみよう。ついでに、プラグを洗浄しておくか。

まずは、ボンネットを開け、写真1のエアコンのフィルタボックスや化粧カバー等を外す。


写真1 エアコンフィルタボックスや化粧カバー

化粧カバーが外れたら、写真2のようにイグニッションコイルのコネクタが見えるので、これを外す。


写真2 イグニッションコイルのコネクタ

写真3にコネクタを外したところを示す。


写真3 コネクタを外したところ

そして、イグニッションコイルをゆっくりと引き抜く。写真4に引き抜いたイグニッションコイルを示す。


写真4 イグニッションコイル

イグニッションコイルの1本は写真5のように被覆が剥けているものがある。どうも怪しいなぁ・・・。


写真5 被覆が剥けているイグニッションコイル

それはともかく、プラグを外そう。プラグを外す際には、写真6のようにプラグホールにオイルが溜まっていないかどうか確認しておこう。


写真6 プラグホール

今回はどのプラグホールにもオイルは溜まっていなかった。ひと安心だ。写真7に外したプラグを示す。


写真7 外したプラグ

外したプラグの先の部分は写真8のように煤が付いている。


写真8 プラグの先

この煤を落とすために、写真9のように紙コップにプラグの先を突っ込み、エンジンコンディショナーを紙コップに入れる。


写真9 エンジンコンディショナーを入れているところ

エンジンコンディショナーをたっぷり入れた後、写真10のようにしばらくプラグを漬けておく。


写真10 プラグを漬けているところ

10分ほどしたら、写真11のように1本ずつ歯ブラシでプラグの先に付いている煤を洗浄していく。


写真11 プラグの先の煤を落としているところ

洗浄後は写真12のように綺麗になった。


写真12 洗浄後のプラグ

最後に外したものを元通りに戻せば作業完了だ。プラグ取り付けの際には、写真13のようにトルクレンチを使って締め付けトルクを確保しよう(30Nm)。


写真13 プラグを取り付けているところ

さて、プラグ洗浄後にしばらく車を走らせてみたが、信号待ちで留まっているときなど、アイドリング時にたまに1気筒だけ一瞬失火するときがある。すぐに回転はスムーズに戻るのだが、ちょっと気になる。それになんか排気ガスが生ガス臭いし燃費もあまりよくない。イグニッションコイルの被覆が剥げてきいるものもあるし、そろそろイグニッションコイルの寿命なのか・・・?



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