2022年11月19日(土)

DD2号 バッテリーターミナルの研磨 − 専用工具で

先日、海外通販サイトを何気なく見ていたら、バッテリーターミナルを磨く専用工具を売っていた。ナニコレ? 価格も送料込みで377円と安かったので、ついポチッとしてしまった。写真1に購入したバッテリーターミナル研磨工具を示す。


写真1 バッテリーターミナル研磨工具

これには蓋が付いていて、それを取ると写真2のようになっている。


写真2 蓋を取ったところ

バッテリーターミナルに接続するコネクタを磨くには、写真3のブラシ部分を使う。


写真3 ブラシ部分

一方、バッテリーターミナル側を磨くには、反対側に付いている写真4の内ブラシ部分を使う。


写真4 内ブラシ部分

この内ブラシがなんか面白い。では、早速、バッテリーターミナルを磨いてみよう。DD2号のバッテリーはトランクにあるので、トランク床板をずらして、写真5のようにバッテリーが見える状態にする。


写真5 バッテリー

まずは、写真6のように10mmのレンチでマイナス側のコネクタを緩めて外す。


写真6 マイナス側を外しているところ

マイナス側のターミナルを見ると、写真8のようにそれほど汚れているわけでもなさそうだ。


写真7 マイナス側のターミナル

写真8のように、先ほどの専用工具を使ってグリグリと磨いてみる。


写真8 ターミナルを磨いているところ

すると、写真9のようになんか綺麗になった。


写真9 綺麗になったターミナル

なんか擦り傷がいっぱいできただけのようにも見える(苦笑)。一方、コネクタ側は、写真10のようにしてグリグリと磨く。


写真10 コネクタ側を磨いているところ

きっちりグリグリすると、写真11のようにコネクタの内側が綺麗になる。


写真11 コネクタの内側

そして、写真12のように綺麗になったターミナルとコネクタを接続すればいい。


写真12 ターミナルとコネクタ

マイナス側のコネクタを外しているうちに、プラス側も同様に作業してやればいい。DD2号の場合はバッテリーがトランク下にあるので、あまりターミナルは汚れていなかったが、ボンネット下にバッテリーがある車の場合は、バッテリーターミナルの研磨は効果があるかもしれない。

ちなみに、バッテリーのコネクタを外すときは、必ずマイナス側から外し次にプラス側を外す。一方、取り付けるときは、先にプラス側を接続してからマイナス側を接続する。もし、バッテリーのプラス側を先に外すと、一時的にバッテリーのマイナス側だけが接続された状態になる。バッテリーのマイナスは車のボディに接続されているので、この状態で工具をバッテリーの上に落とし、たまたまバッテリーのプラス側ターミナルと車体との間に工具が落ちたらショートして大きな火花が出てしまうからだ。一方、マイナス側から外せばそのような危険はない。



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