2022年4月30日(土)

DD2号 フロントガラス交換 − その1

DD2号のフロントガラスには、写真1の赤矢印の部分にひびが入っている。


写真1 フロントガラスのひびの位置

遠目から見ると分からないのだが、近くで見ると写真2のように30cmぐらいのひびが見える。


写真2 フロントガラスのひび

おそらく、この時にガラスに傷を付けてしまって、この冬に曇り止めのためにフロントガラスに向けて暖房を当てていたので、熱応力でひびが拡大していったようだ。

いくら頑張ってもこれだけ大きなひびは修理できないので、ガラスを交換するしかない。ちょっと調べてみると、E63のフロントガラスは新品で15万円ほどするようだ。15万円って・・・・、DD2号の査定額より高そうだ(笑)。う〜ん、でも、フロントガラスにひびが入ったままだと、次の車検が通らないし・・・。

いろいろ調べてみると、純正ではないガラスもあるようだ。しかし、それでも6〜8万円ほどするし、うまく適合するかどうかもわからない。さらに、某ネットオークションを見てみると中古のフロントガラスが出品されていた。これは送料込みでも3万円ほどだ。中古ということは純正ガラスなので、程度さえよければ適合は問題ないだろう。というわけで、ポチッた中古のフロントガラスを写真3に示す。


写真3 購入したフロントガラス

価格は29,492円だった。中古のガラスにしては高いなぁ・・・。でも、飛び石による傷もなさそうだし、程度は良さそうだ。フロントガラスをよく見てみると、写真4のように車体とくっつける接着剤が残ったままだ。


写真4 フロントガラスの左下

また、写真5のように、ガラス中央上部にはレインセンサー類が付いている。車検ステッカー(車検標章)も貼ったままだ。


写真5 ガラス中央上部

このガラスを取り付ける前には、写真6に示す接着剤の残骸を取っておかないといけないなぁ。


写真6 ガラス接着剤の跡

フロントガラスを交換するときには、ガラス以外にもいろんな道具や接着剤等が必要なので、作業前に揃えておこう。まずは、写真7に示すサクションカップだ。


写真7 サクションカップ

フロントガラスは意外とでかいし重い。それに手で持つところもない。そこで、写真7のような大きめのサクションカップを二つ購入して、左右から二人で持てるようにする。

また、現在付いているフロントガラスの接着剤を切って外さなければいけないので、写真8のような専用のカッター(ウィンドシールドリムーバー)と直径0.7mmのピアノ線も購入した。


写真8 ウィンドシールドリムーバーとピアノ線

さらに、写真9のように、ガラスを取り付けるときに必要な接着剤と、ちょっといいコーキングガンも購入した。


写真9 接着剤とコーキングガン

さらに、BMWの整備マニュアルであるTISを読んでいると、写真10のような直径1.5cmぐらいの半球状のゴム(ラバーマウント、またはラバークッション)もいくつか必要なようだ。これは、ガラスを車体に貼り付けるときに、車体との間に少しの隙間を作って、その間に接着剤を充てんするために必要なもののようだ。


写真10 ラバーマウント(8つ)

また、この際だから写真11のようなフロントガラスモールも新品を購入しておいた。


写真11 フロントガラスモール

なお、今回購入した品物の詳細は表1の通りである。

表1 購入したもの

品物

価格(税、送料込み) 

備考 

フロントガラス

29,492

ネットオークションで純正中古を購入(送料は4,500円)
ダブルサクションカップ2つ

3,160

ストレートで購入
ウィンドシールドリムーバー

1,280

ストレートで購入
ピアノ線

362

モノタロウで購入
ガラス接着剤

2,079

ドライブジョイ ウィンドシールドガラスアドヘシブ、モノタロウで購入
コーキングガン

1,639

コンボイジャスト、モノタロウで購入
ラバーマウント8つ

1,722

P/N 51311925433、オートパーツエフで購入
フロントガラスモール

5,975

Amazon.comで購入($51.07)

さて、まずは購入したガラスから接着剤等を取り除いて綺麗にしてみるか・・・。でも、かなりめんどくさそうだ(続く)



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