2020年12月30日(水)

E39 エクスパンションタンク(サブタンク)の交換 − 白壁散策さんより

今回はE39にお乗りの白壁散策さんより、エクスパンションタンク(サブタンク)交換のレポートをいただいたので紹介しよう。 


LLCが規定量あるのに意味不明な「LLCレベル低下」のメッセージが表示され、またサブタンクのフロートの動きも悪い。色々触っているうちにフロートの棒も折れてしまったのでエクスパンションタンクを交換しました。タンク交換はシュラウドを外さなくても出来るそうですが上手く行かなかったのでシュラウドを外して交換しました。手順的にはカップリング・ファンの脱着手順と同じになります。

【作業風景】

ジャッキ・アップしてアンダーカバーを外しラジエター内のLLCを回収します。ドレン・ポルトは左に廻して下方向に引き抜きます。

外したアンダー・カバー。不気味な水溜まりがありましたが無視しました。

ホース・ホルダーからサブタンクへ繋がっているホース(2本)を外します。

サブタンクに接続されているホースのストッパーをドライバーで引き出します。

〇で囲んだ部分のセンサーのカプラーを外します。

シュラウドの左ライト側にセットされているACUをユニットごと外します。シュラウドに挟み込んでいるだけなので簡単に外せます。

シュラウドを固定しているピンをドライバー等で外します。

エア抜きボルトを外した後にキャップの爪を摘まみマイナスドライバを使ってキャップを外します。

ラバーを外します。

ラジエター側のニップルに接続されているホースを外します。

画像を撮り忘れたのでテキストでお許しください。

SSTを使ってファンを外しシュラウド内から抜き取ります。手順としてはSSTでウォポン側を固定し、32mmレンチをカップリング側へ掛けて右廻しです。(逆ネジです。) ファンの締め付けトルクは40Nmです。 締め過ぎに要注意です。

ファンが外れたらサブタンクへのアクセス自由度が増すのでシュラウドを少し持ち上げてサブタンクを外します。 サブタンクはホースがシュラウドに挟まっているだけです。固着しているようでしたらシリコンスプレーを吹き付けてみて下さい。

サブタンクが外れたらサブタンクに接続されているホースを外し、新しいサブタンクと交換します。サブタンク交換後は逆の手順で戻し作業を行いエア抜きが完了すれば終了です。

注意事項
@ ファン取付時、ナットは手で絞めて最後にレンチを使って40Nmで締付(左廻り)。
     締め付け過ぎは次回、外すときに苦労します。 逆ネジなので走行中に自然と締まります。

A SSTを使ってウォポンを固定するときはボルトの頭が一つ掛かっていれば外れます。

最後に、交換、組み立て、エア抜きも終わりドライブと思っていたら不幸、再来。

 

不幸その@

リムーバル・タンクのホースがポキッと折れました。困りはしませんが見てくれ度外視、内径5mmのシリコンチューブ(\402)で補修対応。

不幸そのA 

タイミング宜しく、ゴム製Oリング劣化でLLC漏れ発生。ラジエター交換が簡単ですが面白くないのでebayでニップルを手配し到着待ちで〜す。単品で 約\3000.-  5本セットで 約\5,000.- 共に送料込み。手配に悩む価格設定。

USAでは Behr Hella Service がパーツを供給。 ※今はMAHLEグループですけど。余談ですが調べていたら「MBのSL R129 モデル」も同一パーツを使っているようですね。


エキスパンジョンタンクの交換だけで結構手間がかかるようだ。そういえば、E34のDD号も同じような感じだった。一方、DD2号のE63のエキスパンジョンタンクはラジエターとは別に付いているので交換は簡単そうだ。末尾ではあるが、いつも有益な情報をいただく白壁散策さんに感謝する。


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