2018年9月22日(土)

DD2号 5番6番シリンダー失火 − チェック

エンジンの回転を上げたとき、5番6番シリンダーが失火してメモリーにエラーが記録されたDD2号だが、その後は特に問題なく、エンジンがスムーズに回っている。ただし、エンジンの回転はあまり上げていないのだが。

失火ということは点火系なので、まずイグニッションコイルとプラグをチェックしてみることにした。写真1のように、エンジンカバーを外す。カバーを外すまでの手順は、このレポートを参照のこと。


写真1 エンジンカバーを外したところ

5番と6番のシリンダーは、写真2の赤矢印のものだ。エンジンが縦置きの場合、シリンダー番号は前から順についている。


写真2 5番と6番のシリンダー

念のため、写真3のように、前から順にイグニッションコイルを外していく。


写真3 イグニッションコイルを外しているところ

写真4に外したイグニッションコイルを示す。左から順に1〜6番シリンダーのものだ。


写真4 外したイグニッションコイル

イグニッションコイルの1〜2番は、写真5に示したように、BOSCHの部品番号が「0221504100」のものである。


写真5 P/N: 0221504100のイグニッションコイル

一方、3〜6番は部品番号が「0221504470」のものである。


写真6 P/N: 0221504470のイグニッションコイル

今回は、シリンダー5と6の失火なので、部品番号の違いが影響しているわけではなさそうだ。念のため、5番と6番のプラグも外してみてみたが、写真7のように特におかしなところはない。


写真7 プラグの先端

今回はイグニッションコイルとプラグを点検してみたが、外見からは不具合を見つけられなかった。シリンダー5番と6番の失火以来、しばらくDD2号に乗っているが、失火が再現していない。不具合が特定できなかったので、一応、イグニッションコイルの5番と6番を1番と2番のものに入れ替えておくことにする。これで、再び失火が起きたときに、失火したシリンダーを調べればイグニッションコイルが原因かどうかがわかるだろう。



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