2017年11月18日(土)

DD2号 ブレーキローター交換 − ドリルド&スリット

DD2号のフロントブレーキローターが摩耗限界を超えているため、近いうちに交換しないといけないことを報告したが、ちょうどいい機会なので車検前に交換してみることにした。ローターの交換作業の詳細については、「DD2号 フロントブレーキの交換 − 348mmφ30mm厚ローターへ」と「DD2号 リアブレーキの交換 − 345mmφ24mm厚ローターへ 」を参照してもらいたい。ちなみに、DD2号のブレーキローターは、これらのレポートのように大口径のものに交換している。

まずは、写真1のように、ブレーキフルードを交換した時と同様にブレーキフルードタンクが見えるようにしておく。これは、キャリパーのピストンを押し戻した時に、タンクからフルードが溢れないことを確認するためだ。


写真1 ブレーキフルードタンク

まずは、左前から。写真2のようにジャッキアップして左前のタイヤを外す。


写真2 左前のタイヤを外したところ

そして、写真3のようにブレーキキャリパーとキャリパーフレームを外す。


写真3 ブレーキキャリパーとキャリパーフレームを外したところ

ここでアレンボルトを外すとブレーキローターを外すことができる。写真4に外したブレーキローターと購入した新品のブレーキローターとの比較を示す。


写真4 新旧ブレーキローターの比較

そう! 今回は清水の舞台から飛び降りる気持ちで写真4のようなドリルド&スリットローターを購入した。価格は、前後4枚で25,354円であった(送料込み)。写真5に厚さの比較を示す。


写真5 新旧ブレーキローターの厚さの比較

この写真ではどれぐらい摩耗しているかわからないが、写真6のように実際に測ってみると27.5mmしかない。このローターの摩耗限界は28.4mmなので、それより1mmも減っていることになる。ヤバイ、ヤバイ。


写真6 厚さの測定

このローターは錆びないように全体が亜鉛メッキされているので表面に油等は塗られていないと思うが、念のために写真7のようにパーツクリーナーで洗浄しておく。


写真7 洗浄中

これを左前に取り付けてみると、写真8のようにちょっとカッコいい! いや、ずいぶんカッコイイ!


写真8 ローターを取り付けたところ

キャリパーやタイヤを元に戻したところを写真9に示す。


写真8 タイヤを取り付けたところ

輝くばかりのローターだ! まだ亜鉛メッキの表面のままなので、銀色に光っている。同様にして、全輪のローターを交換したところを写真9に示す。


写真9 全輪のローターを交換したところ

写真10に前輪、写真11に後輪を示す。


写真10 交換後の前輪


写真11 交換後の後輪

交換前のリアローターの厚みは23.5mmぐらいだったので、摩耗限界の22.4mmまであと1mmぐらいあるが、リアだけ普通のローターでもおかしいので一緒に交換した。

ローター交換後に少し走ってみたが、まだアタリが出ていないので、ブレーキがよく効くようになったかどうかはわからない。まぁ、DDは飛ばして走ることもないので、アタリが出た後でも違いはわからないと思うが・・・(苦笑)。



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