2011年9月11日(日)

リアステアリングアームのグリス補給 − ブレーキラバーグリス?

先日の「リアからコツコツ音 − リアステアリングアームにグリス補給」でリアからの異音はリアステアリングアーム(ピットマンアーム)が原因だったことがわかったが、その際に、リアステアリングアームのブーツの中にグリスがあまり入っていなかったこともわかった。

リアからコツコツ音 − リアステアリングアームにグリス補給」の報告では応急処置としてスプレーグリスを追加しておいたのだが、ふと工具箱を見ると、ブレーキラバーグリスを見つけた。もしかして、これもグリスの一種なんじゃない?

というわけで、新品のリアステアリングアームにどれぐらいのグリスが入っているかを見てみるとともに、あまり入っていなかった場合には、ALPYさんのようにグリスを追加してみることにした。用意したのは、写真1のような新品のリアステアリングアームとブレーキラバーグリスである。


写真1 新品のリアステアリングアームとブレーキラバーグリス

このリアステアリングアームは、KARLYN社製のもので$18で購入したものだ。やっす〜い! でも、経験上、すぐにダメにな〜る(苦笑)。

一方、ブレーキラバーグリスは、「フロントブレーキのグレードアップ − キャリパーのオーバーホール」で使用したもので、裏側を見ると写真2のように書いてある。


写真2 ブレーキラバーグリスの裏書き

成分は「鉱油、合成潤滑油、リチウム石けん、潤滑油添加剤、二硫化モリブデン」と書いてあるので、ブーツへの攻撃性も少なく、特に問題ないだろう。問題ないと思いたい?(笑)

まずは、写真3のようにブーツ下側の金属のリングを外す。


写真3 金属のリングを外しているところ

このリングは、写真4のようにコイル状になっている。


写真4 コイル状のリング

次いで、写真5のようにブーツ上側のリングを外すとブーツを取り外すことができる。このとき、リングだけを取り外すのではなく、ブーツとともに一気に取り外してもいい。


写真5 ブーツ上側のリング

ブーツを外して中を覗くと、写真6のようにグリスがほとんど入っていない・・・・。


写真6 ブーツを外したところ

おいおい、これでいいのか・・・? いや、良くないよなぁ・・・。

というわけで、用意したブレーキラバーグリスをタップリ入れてみることにした。まずは、写真7のように、爪楊枝とウエスで入っているグリスを取り除く。


写真7 グリスを取り除いているところ

写真8のように、おおよそグリスを取り除くことができた。


写真8 グリスを取り除いたところ

そして、写真9のようにブレーキラバーグリスを入れていく。


写真9 ブレーキラバーグリスを入れたところ

リアステアリングアーム本体とともに、写真10のようにブーツ側にもブレーキラバーグリスを入れておく。


写真10 ブーツ側にブレーキラバーグリスを入れたところ

ブーツに上側のリングを先にセットしてから、リアステアリングアームにブーツを取り付けると、ブーツ上側のリングをすんなり入れることができる。ブーツを取り付けてからブーツ上側のリングを入れようとしてもなかなか入らない。

ブーツ下側のコイル状のリングは、ブーツを取り付けてからでも簡単に取り付けることができる。写真11にブーツとリングを取り付けたところを示す。


写真11 ブーツとリングを取り付けたところ

このようにして、4箇所すべてにブレーキラバーグリスをタップリと補給した。写真12にブレーキラバーグリスを補給したリアステアリングアームを示す。


写真12 ブレーキラバーグリスを補給したリアステアリングアーム

そして、最後に、写真13のように、リアステアリングアームに適当なシャフト状のものを突っ込み、ぐりぐりと動かしてグリスをなじませる。


写真13 グリスをなじませているところ

最初はものすごく固かったが、なじんでくると少し柔らかくなる。それでも、手で動かすには少し固いが・・・。

DDはいつもこのKARLYNの安物のリアステアリングアームを使っていて、すぐにダメになっていたのだが、もしかすると、このようにはじめにグリスを入れてやることで長持ちするかもしれない。

そういえば、「フロントアーム・ブッシュ類の交換作業の写真 − take-Mさんより」で報告したように、take-Mさんでは丁寧にグリスを補給してもらっていたなぁ・・・。近いうちにこれを取り付けてみよう。



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