2008年4月11日(金)

ロービームリフレクタの修理 − つばめさんより

今回はつばめさんよりロービームのリフレクタ修理のレポートをいただいたので紹介しよう。


こんにちは、手負いのライトバン乗り つばめでございます。

今日は、以前から気になっていた E34のヘッドランプは暗い?にメスを入れてみました。というのも、皆々様も御存知のように E34のLowビームの反射鏡は樹脂製でトラブルが多いですよね。

ええ、つばめも1セットメッキの傷んだライトを持っています。

まずは分解です 取り外しは DD様のメンテレポに皆々様が書かれていらっしゃいますので省略させて頂きます。

そして、反射鏡を睨むと・・・・・・

メッキは剥がれ 樹脂はおそらく熱でやられたのでしょう、膨らんでいます。

この膨らみは取り除いておかないと集光に支障をきたすので、凹面の反射鏡に合わせて削ります。

コリコリ ザシザシ 削って なんとか いい凹面に(笑)。

そしたら これ!

アルミテープ!! まさかとお思いでしょうが、そのまさかです。

再メッキに出すと綺麗になるんでしょうが、それでは、ここの管理人さんが納得しまへん。。。

アルミテープを短冊状に切って貼り付けていきます。少々シワが入ったりしますが気にしません ふぉっ ふぉっ ふぉっ !

で、貼りあがりました。

レンズ部を復元し、

車体に組み付けます。

さあ、夜になるのがたのしみだ!

そして、夜に試運転です。

ハッキリいって、メッキの健康なライトと比べても遜色ありません。

いや、手前の照らし方がこのアルミテープ仕様の方が万遍なく照らしているかもしれません。とりあえずは 実用に不具合無しです。

最後に、課題が残ったのですが、なぜ 反射鏡が傷むのか???」

バルブの放射する熱だとしたら 一箇所に集中して傷んでいるのは解せません。円状に傷むはずですよね。

今日は屋外で作業してましたが、削っている時に太陽の光が反射鏡に入ってくると

指が 熱い ・ ・ ・ ?

焦点を結んでいるのでしょうが、丁度それが傷んでいるあたりでした 。 。 。謎


まさかアルミテープで補修するとは! 確かにDDも納得だ(笑)。それに、「太陽光集光説」も面白い。反射板より前面のレンズに関係があるかも?

末尾ではあるが、面白いレポートをいただいた つばめさんに感謝する。



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