2008年4月8日(火)

ヒーター補助ポンプの水漏れ修理 − ゆきみちさんより

以前に「ヒーター補助ポンプの修理 − ゆきみちさんより」で補助ポンプの修理レポートを紹介したが、今回はその水漏れ修理レポートだ。


前回、ヒーターポンプの修理をしましたが、今回は水漏れの修理です。

先日、冷却水を交換した際に、ラジエターキャップの破損に気づき、以前、Yオークションにて落札しておいたストックと交換したのですが…

何日かして、いつもの様に自宅の車庫に駐車してクルマから下りた途端、クーラントの匂いが(汗)。慌ててボンネットを開けて点検すると、ヒーターポンプからの水漏れです。

ラジエターキャップを元の物に戻し、高回転にしなければ水漏れしませんでしたので、後日分解してみますと…  ケースのシール不良ではないようです。

しばらくにらめっこの末、水道にて圧をかけてみる事にしました。 すると…

何と!ケース自体が劣化して圧が掛かると割れた隙間から水を噴出します。

仕方ないので、知り合いの部品屋に納期と価格の問合せをしている所へ、友人が遊びに来まして。その友人というのが、工作機械製造の会社へ勤務していまして、たいがいの物は自分で作ってしまうというヲタク(失礼)なヤツなんです。

案の定、壊れたケースをみながら「こんなの作れるぜ〜、ステンの削り出しなら〜」と。

そこで、新品部品の発注はキャンセルして(ちなみに新品のポンプは¥21500だそうです)、ケースの製作を依頼することにしました。

出来上がった部品です。

これを使って組み直します。

通電すると、磁力も問題なく、フィンは勢いよく回ってくれます! 現在は、ヒーターも良く効き、何も問題なく作動しています。

ちなみに、ラジエターキャップは以前の物を使用しています。他に支障が出るのが怖いので…いま載っているエンジンも19万km動いているご老体ですので。(トリップメーターは先日29万kmを超えました〜!)


こんな部品をワンオフ(?)で作ってしまうとは! 持つべきものは、ヲタク マニア 物好き 器用な友達だなぁ。

末尾ではあるが、面白いレポートをいただいた ゆきみちさんに感謝する。



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejpgmail.comまで。

メンテナンス一覧へ