2006年11月12日(日)

フォグランプのバルブ交換 − 白いバルブへ

DD号のヘッドライトには、イカリングのポジションランプとして白のCCFL管が入っており、またロービームには8000KのHIDバーナーが入っている。ただし、ハイビームとフォグランプは普通のハロゲン球だ。

こんな状態だから、ポジションランプとフォグランプを点灯させると写真1のようにフォグランプの黄色さが目立ってしまう。


写真1 フォグランプを点灯させたところ

それにしても、イカリングのポジションランプは異様に明るい・・・(笑)。

そういえば、以前のオフ会でミッチョさんにお会いしたときに写真2のようなハロゲン球をいただいたのを思い出した。


写真2 ミッチョさんにいただいたハロゲン球

これは、BOSCHのクールホワイトで「白さレベル+6」だそうだ。「白さレベル」って何だろう? 「当社比」ってヤツと同じだろうか?(笑) でも、少なくとも今付いているハロゲン球よりは色温度が高そうだ(白そうだ)。

そこで、フォグランプのバルブをこのハロゲン球に交換してみることにした。

まずは、フォグランプの横にあるパネルを引っぱって外す。DD号のパネルは力ずくで引っぱって外すタイプだが、車両によってはレバーが付いていて外せる車もある。写真3にパネルを外したところを示す。


写真3 フォグランプ横のパネルを外したところ

パネルが外れたら、写真3の赤矢印のところにあるネジを外すとフォグランプが外れる。外すときは、写真3のフォグランプの左側を回転中心として右側を前に回してくると引き出すことができる。さらにフォグランプの裏にあるコネクタも外しておく。裏のコネクタはコネクタの左右をつまんで下側に引き抜けばいい。写真4にフォグランプを外したところを示す。


写真4 フォグランプを外したところ

バルブを交換するためには、写真5のようにフォグランプの裏側にある蓋を回して外し、緑矢印の先にある針金のフックを外せばバルブが出てくる。そして、赤矢印のコネクタを外せば、バルブを外すことができる。


写真5 フォグランプの裏蓋を外したところ

上記のようにしてバルブを外し、逆の手順でミッチョさんからいただいたBOSCHのバルブに交換した。時間があればフォグランプのレンズを掃除しておくといいだろう。

なお、バルブのガラス部分は決して手で触れてはいけない。もし、手で触ってしまったときは、アルコールで丁寧に脱脂しておくこと。手で触ってそのままにしておくと、その部分が発熱して簡単にバルブが切れてしまう。

バルブ交換後にポジションランプとフォグランプを点灯させたところを写真6示す。


写真6 バルブ交換後のポジションランプ

写真1と比べると少し白くなっているのがわかるだろう。しかし、イカリングと比べるとまだ少し黄色い。「白さレベル+6」なのに・・・。やはり、色を合わせるためには、ここにもHIDを入れるしかないのだろうか?

なお、フォグランプのバルブ交換方法については「フォグランプの電球交換 − medama1goさんより」のレポートも参考にして欲しい(作業手順はこのレポートより詳しい)。

また、フォグランプのHID化については「フォグランプのHID化 − 岩野師匠より」を参照して欲しい。

末尾ではあるが、BOSCHのハロゲン球を提供いただいたミッチョさんに感謝する。



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