2005年12月24日(土)

フォグランプの電球交換 − medama1goさんより

今回はmedama1goさんよりフォグランプの電球交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


私が棲息している愛知県は豪雪地帯では決してないのですが、年に数回雪が積もり、結構危険な目にあったりします。

というわけで、雪対策にスタッドレス... が欲しかったのですが、財務省より「NO!」と即答され、泣く泣くタイヤチェーンに。

そのついででは無いのですが、フォグランプのバルブを交換してみました。


購入したバルブ。

PIAAのプラズマイオンイエローバルブ。雪、霧、雨に「絶対強い!」そうですので、期待が持てます。(笑

まずは交換前の様子を...

ハイビームのみ高効率のブルーバルブに交換してあるのだけの、いたってノーマルです。この状態でも結構黄色い??

さて作業は...

このカバーを外すとフォグランプの固定用のビスがありますので、それを外します。

この丸印のところの一本だけで止まっています。

後は慎重且つ大胆に揺すったりこじったりしてやれば、フォグランプがユニットごとゴッソリと外れます。エンド部分にはコネクターで配線が繋がっているので、これも抜きます。

ユニットはこの2箇所でバンパーに固定されています。

ユニットの最後部のキャップを外します。

外すと、H1のバルブが針金で固定されていますので、黄色いほうの線を抜いてから、針金を解除して旧いバルブを外します。

で、せっかくユニットを外したので、DD様と同様にレンズのクリーニングを。クリーニングの詳細はDD様のレポートを参照してもらうとして・・・。

外したユニットの中のリフレクターですが、一切触れていないのに、すでにこの有様。

結局、触らぬ神になんとやらで、リフレクターは掃除しませんでした。

ユニットを割った時に、リフレクター側にこのゴムシールが付いてくる事があります。

このままでは組み付けにくいので、レンズ側に移植します。

後は、上下を確認して組み立て。

それぞれ上下のマーキングはここに付いています。

とりあえず片方だけ終了。

向かって右側が作業後、左が作業前です。う〜ん、なんとなく...かな?

ここで止めても仕方が無いので、もう片方も交換。

まぁ、やらないよりマシというレベルか? 実物はもう少しキラキラなんですけどね。

皆さんご存知とは思いますが、E34はハイビーム、ロービーム、フォグランプの3種類に、すべてH1球を使用しています(純正の場合。一部車種は除く...かな?)。

つまり、H1球1セット積んでおけば、どのライトが切れても対応できるという、ある意味合理的な設計になっています。

という事で、外したバルブは、新しいバルブの入っていたケースにつけて、予備として車に常備。

実は右側のフォグはフィラメントが切れており、とりあえず1球のみ確保。

レンズ清掃まで含めて、約2時間。球交換だけなら30分もあれば終わってしまうでしょう。まさに、楽勝である。(ん?どっかで聞いたフレーズだな(笑)

ただ、フォグのレンズを掃除した事で、ハイビームとロービームのレンズの汚れが余計に目立ってしまったので、今度はこっちを掃除してやらねば...。

交換した後、夜間での感想は...

う〜ん、よくわからん(爆)  なんとなく黄色いような、黄色くないような...  高効率バルブの為か、下手すると純正バルブを入れているロービームのほうが黄色そうな勢いです。

くそ〜、こうなったらロービームにHID入れてやるぅ〜!!(半泣)


確かにフォグランプのレンズを清掃しても、あまり明るさが変わったようには見えない。しかし、点灯していない状態でのレンズの透明感は明らかに違っている。掃除すると、曇っていたレンズがキラキラになる。このレポートはかなり詳しく手順が書いてあるので、年末年始の時間のある時に試してみてはどうだろう。ただし、気温の低いときはプラスチック部品が割れやすくなっているので、無理は禁物である。

末尾ではあるが、いつも有益なレポートをお送りいただくmedama1goさんに感謝する。



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