2006年10月14日(土)

エアコンパネルの温度センサ清掃 − ホコリがいっぱい

先日、ミッチョさんからいただいたレポートで「E39 エアコンコントロールパネルの修理 − ミッチョさんより」があったが、そのなかでエアコンパネルの温度センサがホコリまみれなのを見て以来、DD号のエアコンパネルの温度センサの状態が気になっていた。

ミッチョさんnは以前に「エアコンコントロールパネルの修理 − ミッチョさんより」でE34のエアコンパネルの分解清掃方法をレポートしてもらっているので、これを参考にDDもエアコンパネルの温度センサを掃除してみた。

写真1にエアコンパネルを示す。赤矢印で示したところが温度センサに室内空気を導入する窓だ。


写真1 エアコンパネル

このパネルを外すには、写真2のように左側の穴に細い棒を突っ込み、強く押すと写真3のように前に出てくる。


写真2 エアコンパネルを外しているところ(1)


写真3 エアコンパネルを外しているところ(2)

エアコンパネルが外れたら、写真4のようにパネルの裏にある2つのコネクタを外す。


写真4 2つのコネクタ

エアコンパネルが外れたら、次はパネルの分解だ。パネル裏には写真5のように4つのネジと一つのコネクタがある。


写真5 パネルの裏

写真5の緑矢印のコネクタを外し、赤矢印のネジを外す。ただし、赤矢印のネジは写真6のようなトルクスネジだ。


写真6 パネル裏のトルクスネジ

これを外すためにはトルクスのトライバーが必要だが、この際、写真7のようなビットセットを一つ購入しておくと何かと便利だろう。


写真7 ビットセット

このビットセットがあれば、写真8のようにしてトルクスネジを外すことができる。


写真8 トルクスネジを外しているところ

パネルの裏蓋が外れると、写真9のように内部基板が見えるはずだ。


写真9 内部基板

この基板を外すには、まず、写真9の赤矢印で示す6つのネジを外す。これも写真10に示すようにトルクスネジだ。


写真10 基板を固定するトルクスネジ

これらの6つのトルクスネジを外したら、3つあるダイヤルの心棒を外す。心棒はパネルの上面から写真11のようにして外せばいい。


写真11 ダイヤルの心棒を外しているところ

3本の心棒が外れると、写真12のように基板を外すことができる。温度センサの部分はご覧の通りホコリだらけだ(苦笑)。


写真12 温度センサのホコリ(1)

基板を外してみると、写真13の通り・・・。


写真13 温度センサのホコリ(2)

このホコリを写真14のように綿棒で丁寧に取ってやる。


写真14 綿棒で掃除しているところ

綿棒は少し湿らせた方が掃除しやすいだろう。これでしばらくは大丈夫だろう。

温度センサが綺麗になったら、分解したときと逆の手順で組み付けてやればいい。ただし、ダイヤルの心棒を入れるときには、写真15のようにダイヤルの位置をうまく調整してやらないと心棒が入らないので注意が必要だ。


写真15 ダイヤルの位置

今回の作業はミッチョさんのレポート「エアコンコントロールパネルの修理 − ミッチョさんより」を参考にしたため、作業が非常にスムーズにできた。まさに「先達はあらまほしき事なり」である。末尾ではあるが、ミッチョさんに感謝する。



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