2024年3月16日(土)

DD2号 イカリングのLED − 向きの調整

DD2号のヘッドライトはLCI(マイナーチェンジ)後のために、アダプティブヘッドライトなのでハンドルの方向に照らすようになっている。それはいいのだが、LCI後のヘッドライトは写真1のように内側と外側のイカリングの明るさが異なり、なんかちょっと変な感じだ。


写真1 DD2号のイカリング

写真1で明るく光っている方が内側のイカリングだ。これは、イカリングが図1のような構造になっており、電球の光をそのまま内側のイカリングの明かりとするのと同時に、導光チューブを使って外側のイカリングを光らせているため、どうしても外側のイカリングが暗くなってしまうためだ。


図1 イカリングの構造

DD2号のイカリングの光源としては写真2のようなLEDを使っている。


写真2 イカリングのLED

このLEDをヘッドライトユニットに入れると、写真3のようにLED素子が付いている面の法線方向と、導光チューブの入り口が異なっている。写真の赤矢印のところが導光チューブの入り口だ。


写真3 LEDを入れたところ

LED素子が付いている面の法線方向が最も明るく光るはずなので、これを導光チューブの入り口の方向に合わせてやると、外側のイカリングも明るく光るかもしれない! 幸いこのLEDは写真4のネジを外すと、台座が回るようになっている。


写真4 台座を取り付けているネジ

そこで、このネジを外し、LED素子が付いている面の法線方向が導光チューブの入り口のほうを向くように調整し、接着剤でくっつけて向きを調整した。向きを調整したLEDをヘッドライトユニットに入れたところを写真5に示す。


写真5 調整したLEDをヘッドライトユニットにいれたところ

写真5のように、LED素子が付いている面の法線方向がうまく導光チューブの入り口のほうを向いているのがわかる。さて、問題の外側イカリングの明るさだが、写真6のように、調整前とあまり変わっていない・・・。


写真6 調整後のイカリング

写真7に左右両側のイカリングのLEDの向きを調整した後のイカリング点灯の様子を示す。


写真7 調整後の左右のイカリング

う〜ん、これはダメだな・・・。どうやったら左右のイカリングを均等に光らせることができるんだろう・・・。



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