2012年12月8日(土)

ドアミラーカバーの再塗装 − 左右とも

今まで何度ドアミラーカバーを塗装してきただろう(笑)。ホームセンターの198円塗料を使っているおかげで、塗装してから2年もすると紫外線で塗装がダメになってしまう。写真1にDD号のドアミラーを示す。


写真1 DD号のドアミラー

5歩下がってみるとわからないが、近づいてみると写真2〜5の通りである。


写真2 左ドアミラー


写真3 右ドアミラー


写真4 右ドアミラー(拡大1)


写真5 右ドアミラー(拡大2)

過去のレポートを見ると、以前に右ドアミラーカバーを塗装してから3年、左ドアミラーカバーを塗装してから2年ほど経っている。写真でもわかるように、右ドアミラーカバーの塗装の劣化が激しい。

今日は天気もいいので、再びドアミラーカバーを塗装しなおしてみることにした。今回は左右とも塗装しよう。塗装の手順については、過去のレポートがあるのでそちらを参考にしてほしい。今回は全体の雰囲気だけ。

まずは、写真6のように、車体からドアミラーカバーを外す。


写真6 車体から外したドアミラーカバー

これの塗料を落とし表面を平らにするために、耐水ペーパーで磨く。まずは、180番の耐水ペーパーで磨いて塗料を落とすと同時に凸凹をなくし、その後、320番の耐水ペーパーで削り目を消していく。ここでのコツは、180番の耐水ペーパーで磨くときに、納得がいくまで磨くこと。ここで完全に表面を平らにしておかないと、320番でいくら頑張って磨いても平らにならない。写真7、8に磨いたドアミラーカバーを示す。


写真7 磨いた左ドアミラーカバー


写真8 磨いた右ドアミラーカバー

このドアミラーカバーはもともとシルバーに塗装されていたため、一部にシルバー色が出ている。塗装作業は、この下地作りが最も手間と時間がかかってしまう。というか、ここに時間をかけるのが、うまく塗装を仕上げるコツかもしれない。

さて、今回使用する塗料は、写真9の右側に示す『高級』ラッカーのクリア塗料である。いつもの198円塗料ではない! このクリア塗料は498円もする! いつもの2.5倍以上だ! これなら長持ちするはずである。


写真9 使用する塗料

一方、紺メタリックの塗料は、写真10のようにホルツのT-87である。もちろんトヨタ車用だ(笑)。


写真10 紺メタリックの塗料

さて、ドアミラーカバーを塗装する際には、写真11のように少し高い台の上にドアミラーカバーを乗せる。DDは植木鉢を乗せる台の上に板を乗せ、その上に小さなブロックを置き、その上にドアミラーカバーを乗せている。高い台に乗せるのは、ドアミラーカバーの端の部分を塗りやすくするためである。


写真11 台に乗せたドアミラーカバー

スプレーで塗装する際には、写真12のようにドアミラーカバー端の塗りにくいところから塗っていく。塗りやすい中央部は最後に塗る。


写真12 端から塗っているところ

スプレーする際には、20〜30cmほど離れたところから一定速度でスプレーを動かしながら薄く塗る。全面を薄く塗ったら10分ほど乾かして、再び薄く塗っていく。これを5回ほど繰り返すと均一に紺メタリックの色になる。写真13に紺メタリックを塗ったドアミラーカバーを示す。


写真13 紺メタリックを塗ったドアミラーカバー

ここまでは簡単だ。焦らず根気よくやればいい。紺メタリックの塗料が乾いたら、次はクリア塗装だ。

クリア塗装も同様に薄く塗っていけばいいのだが、最後は塗料が垂れる寸前まで厚塗りして、艶を出すようにする。ここでの厚塗りのコツは、「薄く塗る → 5〜10秒ほど待つ → 表面を見る」を繰り返して、表面に十分艶が出たところでやめればいい。これなら、垂れることなく艶を出すことができる。写真14、15にクリア塗料を塗ったドアミラーカバーを示す。


写真14 クリア塗料を塗った左ドアミラーカバー


写真15 クリア塗料を塗った右ドアミラーカバー

我ながら、うまく塗装できたような気がする! これぐらいの大きさならなんとか塗装できるようになってきたなぁ・・・。

最後に、完全に塗料を乾燥させてからドアミラーカバーを車体に取り付けば作業完了だ。写真16にドアミラーカバーを取り付けたDD号を示す。ドアミラーがちょっと垂れているけどキニシナ〜イ(笑)。


写真16 ドアミラーカバーを取り付けたDD号

ドアミラーカバーがうまく塗装できたため、その写真を撮ろうとすると、写真17のように自分の姿が映ってしまう(笑)。


写真17 左ドアミラーカバー

今回のクリア塗装はどれぐらいもつのだろうか? 5年ぐらいかなぁ・・・。



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