2009年4月19日(日)

E39 フロントリップスポイラーの取り付け − タイベル親父さんより

今回は、いつもギャグ満載のレポートをいただくダイベル親父さんより、E39へのフロントリップスポイラー取り付けレポートをいただいたので紹介しよう。


DD様、サイトファンの皆様、お世話になっております。

「♪京都に居るときゃークリック王子、神戸じゃーポッチっと王子を名乗ぉ〜たぁのぉ〜♪」のタイベル親父です(演歌かっ…笑)。

本当は、前回のレポートは『タイヤは立てちゃダメ』……ちっ、ちっ、違う違う(汗) 『BBSホイールエンブレムの変更』だってばぁ〜(笑)

あのレポートで、DD様HPへのレポート投稿は卒業か…って思っていたんですよ、内心…。しかし、BMW@FUN E39ルームの皆様方の暖かい声援に背中を押されましてね・・・・(本当は寒いおやじギャグに期待しているのかも知れませんが…笑)。 なので、やっぱり書いちゃった・・・えへへへへへっ(完璧なアホ?)

 

【はじめに】

タイベル号は98年(モデルは99年みたいですね、製造が10月だからかな?)車ですので、Mスポーツですがエアロは付いていない、ハイラインベースのMスポなんです。

そんなんですから、ず〜っと欲しかったんです…、フロントリップスポイラー。

ディーラーの見積もりでは、塗装、取り付け込みで…なっ、なんと9万ちょっと! 横浜の某ショップさんでも、それよりちょっとお安い感じの見積もりでした。

ドイツに個人輸入で取り寄せを試みるも、送料の壁は想像以上に厚く、あえなく撃沈(泣)。それぞれの見積もり金額をカミさんに言った途端…、カミさんが、ヨダレをたらしながら

ガァルルルルウゥゥ〜・・・・・、

っと、マッドドック(狂犬)状態になっちゃいました、あははははっ(笑い事じゃーありません)。

やはり、貧乏なタイベル家では高嶺の花かな…りっぷちゅぽいらー(涙)。はっ?!いやっ、待てよ…ボクはクリック王子じゃないか!(なんかイヤな予感…)

ポチッ!!・・・・、

茨の道に足を踏み入れながら、フロントリップスポイラーの取り付けの始まりです・・・。

補修を始めた後に、BMW@FUNの方々よりレポート掲載のお話を頂きましたので、修理編の詳細が少ないのですが御容赦願います。

 

【修理編】

冒頭でも、お話ししました通り中古品を買ってしまいました…。しかも、程度は良くありません(涙)。欲しいことが先行してしまい冷静な判断に欠け、今回もクリックミス(笑)。クリック王子(ポチっと王子)の名前に恥じる行為です(苦笑)。

しかし、貧乏ってことが私の背中を強く押してくれます…。ガンバレ!ベルちゃん!!


ズタボロのFリップスポイラー

右には、ヒットによる割れがあり、それを全オーナー様がビスと針金で繋いであります(汗)。ネジ止めの部分のガイドは割れちゃってるし…。

よっしゃー、補修やぁーー!(究極な脳天気のタイベル…爆)


今回の相棒は、プラリペアとガラスクロス。

まず、型取くんとプラリペアで欠けちゃっている部分を再生です。


ネジ止め部分のアップ

画像が悪いですが、クリアー部分がプラリペアで造作した部分です。


割れている部分の内側

針金だけですと、やはり不安です。プラリペアとガラスクロスを使って、割れた上から補強です。


割れている部分の外側

割れている隙間にプラリペアを流し込み、更なる補強を・・・。

ここで、ちょっとお話が…。

本来の割れの補修は、ビスや針金なんかを取っちゃって、ちゃんと表面を平になるように固定し、裏をサンディング後補強金具等で固定し、ガラスクロスやカーボンケプラーなんかで積層、表面はパテ盛り、サフェーサーを吹いて面出しし、塗装…が正解なのでしょう。

しかし、この純正品の素材とFRP樹脂の親和性が不明だった事に加えて、知っているFRP会社まで行っての作業が時間的に無理であったので、簡易作業による修理となりました(本当は面倒くさいから、簡単な方法をとったんですがね)。

 

【取り付け編】

とりあえず、補強はしました。後は、バンパーと重なる部分の正面スリット上部と両サイドに両面テープを貼っておきましょう。勿論、ちゃんと脱脂して下さいね。

幸運にも、カラーは同じでしたが…、なんせ塗装も相当のダメージです(涙)。クラックやら、剥れやらが至る所に点在しています・・・。普通なら、業者さんにお願いし再塗装なんでしょうが、そこは私です!?

このままです!(キッパリ)

い〜んですぅ…、どうぜ取り付け位置が低いから、ハッキリ見えないし(そう思い込んでいる自分)。毎日、通勤やら買い物やらレジャーで走るから、擦ったり飛石に当たったりして傷つくもん…。1メートル離れて見れば綺麗だし(貧すれば鈍するを地で行く男)。

ふぅ〜〜(深呼吸して)せぇ〜のぉ〜・・・・・、ペタッ!(バンパーにスポイラーを貼った音)


ドリルでチュィ〜〜ン

フロント右下側の画像です。

純正リップスポイラーは、流石に良く出来ていますね。左右にネジ止め用の穴が成型されています。タイヤハウス内に共締め用が1箇所と、下側にはバンパーに穴を開けて止める為に、高さ調整された足付きです(驚)。そうそう、私がプラリペアで造作した部分ですね。

穴開けの際は、アンダーパネルまで貫通しないように注意して下さいね。アンカーフックでなくても、手が入りますからボルトナットで大丈夫でした。でも、クリアスペースが狭いので、ナットは薄いほうが良いかもですよ・・・。


右下の止めている画像っす。

良く出来ているでしょう!? バンパーから浮いている分だけ足で調整して作って有ります(驚)。ボルトナットでしっかり固定です。


バンパー中央下部にも固定

普通は、バンパーとスポイラーの重なった中央部分は、バタつきを抑える為にスポンジを挟んで両面テープとか、はたまた接着剤なんかで止めているみたいですが、今回は更に穴を2箇所開けてしっかりと固定しました。

画像にある手は『リーサルウェポンのせいじ君』です。今回も、お手伝いに来てくれました(って言うか、私が強引に引き込みました…笑)。

純正バンパーとリップスポイラーに、新たに穴を開けましたが、ここは個人の責任でどうするかお考え下さいね、ちょっと勇気がいりますから・・・・・。

 

それでは、お約束の『ビフォー、アフター』写真です(笑)。


びぃふぉ〜ぁ…


あふたぁ〜…

もう一丁、角度をかえてぇ〜〜っ、


ぶぅいふぉーーあぁぁ…


ああふぅてぃやぁぁぁ〜〜!

とどめに、もぅ一丁…、


はぃ、正面からド〜〜ン

なんか、ナンバー変でつかぁ〜?(笑)

前回の痛い目も、全然効いてないアホなベルちゃん(爆)。

 

【さいごに】

中古のボロボロのフロントリップスポイラーでしたが…、取り付けて大満足でした。

もう古い小生の愛車ですが、これでまたまた愛着が湧いてしまいました。なんか、精悍な顔つきになっちゃってカッコイイの一語に尽きますねー(自己満足)。また、車検取得コースです(本当は買い替えの余裕が無いの…笑)。

日常走行をしていると、必ずと言って良いほど擦ったり割れたりすると思います。社外品には、ドイツの一流ブランド品もあれば、アジア製品もあるかと思いますが・・。FRP素材は割れ安いので、なるべく純正品か良いかもですね(でも、割れるけど…笑)。

このレポートが、これから取り付けられるオーナーさんや、また自分の物を外して補修したいなーっと思っている方々への一助と成りましたら幸に存じます・・・。


程度が良くない中古品ながら、補修してうまく取り付けられたようだ。確かに、精悍な顔付きに変わっている。

末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただいくタイベル親父さんに感謝する。



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