2009年3月28日(土)

車検 − リアタイヤ、フロントブレーキディスク・パッドの交換

DD号は車検の時期なので、いつものようにtake-Mさんに車検をお願いした。

車検時の点検の際に指摘された項目はいくつかあったが、このうち、以下のものに関してはDIYでなんとかなりそうなので、take-Mさんに整備をお願いせずに自分ですることにした。

  1. リアタイヤの溝が残り3mm(BMWディーラーの基準では、2.5mmが限界らしい)。
  2. フロントブレーキパッドの残りがパッドセンサまで1mmしかない。また、ブレーキディスクも摩耗限界。
  3. 右リアのステアリングアームのブーツ裂け。

他の指摘事項については、take-Mさんに整備をお願いした。当たり前かもしれないが、take-Mさんでは整備前に点検して事前に見積もりを作ってもらえるので安心だ。

車検から戻ってきたDD号だが、早速、上記のうち、リアタイヤの交換とフロントブレーキディスク・パッドの交換をしたので報告しておこう。

 

【リアタイヤの交換】

リアタイヤを交換すると言っても、自分でタイヤをホイールから外して新しいタイヤを組み付けるわけではなく、「フロントホイールの16インチ化 − 轍(わだち)に敏感?」の際に余っているタイヤ(ホイール付き)に入れ替えるだけである。

タイヤ(ホイール)の交換方法については、皆さんもご存じだと思うので、詳細な手順は割愛して、少し作業風景だけ掲載する。

DD号の駐車場は、少し前方向(道路側)に傾斜しているので、リアをジャッキアップする際にはフロントタイヤに写真1のようなしっかりとした輪留めが必要だ。


写真1 輪留め

もう片方のタイヤには、車載工具の輪留めをしている。

リアタイヤは、写真2のような減り具合だ。


写真2 リアタイヤ

タイヤを外してみると、写真3の通り。


写真3 リアタイヤの溝

もうちょっとぐらいなら使えそうな気もするが、この機会に交換しておこう。

ちなみに、交換するタイヤは以前に付けたダンロップLM703である。写真4にタイヤの溝を示す。


写真4 交換するタイヤ(LM703)

こちらは、まだまだ使えそうだ。写真5に交換中の風景を示す。


写真5 交換作業中

 

【フロントブレーキディスク・パッドの交換】

ブレーキパッドやディスクの交換方法に関しては、「ブレーキローター・パッドの交換 − medama1goさんより」のレポートを参照してもらうこととし、ここでは簡単な作業記録だけ。

DDは、ブレーキに関しては「BMW純正派」である。確かに、純正のブレーキシステムはブレーキダストが非常に多く困ったものだが、DDはそのブレーキタッチが気に入っているので、今回も純正(または純正OEM)のパーツを使うことにする。

ブレーキパッドを探して部品箱を漁っていると、以前に2,000円で手に入れたJURIDのブレーキパッド(新品)が出てきた。写真6にブレーキパッドを示す。


写真6 JURIDのブレーキパッド

一方、さすがにブレーキディスクは持っていないので、車検の引き取り時にtake-Mさんから購入した。写真7に購入したブレーキディスク(ATE製)を示す。


写真7 ATE製のブレーキディスク

新品のブレーキディスクには、もちろん錆はないのだが、使っているうちに錆びてくる。そこで、錆び防止として少し塗装しておくことにした。

まずは、写真8のようにパーツクリーナー(ブレーキクリーナー)で、塗布してある錆止めの油を脱脂する。ちゃんと完全に脱脂しておこう。


写真8 錆止めの油を落とす

錆止め塗装には、写真9のような耐熱塗料を用意した。


写真9 耐熱塗料

これは、以前にスモークイカリングライトを製作したときに使ったヤツである。この耐熱塗料を写真10のように脱脂したブレーキディスクに塗っていく。


写真10 耐熱塗料を塗っているところ

塗料がある程度乾燥した後は、写真11のようにディスク面に付いてしまった塗料をシンナーで拭き取っておこう。


写真11 ディスク面の耐熱塗料を拭き取っているところ

写真12にディスク面の塗料が拭き取れたブレーキディスクを示す。


写真12 ディスク面の塗料を拭き取ったところ(右)

さて、ブレーキディスクの用意ができたら、これを車体に組み付ける。フロントタイヤを外したところを写真13に示す。


写真13 フロントタイヤを外したところ

ブレーキディスクを見てみると、写真14のように少し摩耗している。

ちなみに、take-Mさんによると、BMWディーラー基準では、摩耗限界は左右合わせて1mm(すなわち、片側で0.5mm)だそうだ。それ以上摩耗した場合は、ディスクの性能を保証できないらしい。

高速道路や峠道でブレーキを使ってディスクが高温になったとき、ディスクが摩耗していると熱負荷によりヒビがが入ってしまい、最悪の場合、割れてしまうようなこともあるようだ。


写真14 摩耗したブレーキディスク

ブレーキディスクを外すためには、まずブレーキキャリパーを外さなければいけない。写真15にキャリパーを外したところを示す。


写真15 ブレーキキャリパーを外したところ

ブレーキディスクは、写真16に示す1本のボルト(アレンボルト、六角6mm)で固定されているので、これを外せばいい。


写真16 ディスク固定ボルト

ディスクが外れたら、同様にして新しいディスクを取り付ければいい。このとき、ボルトも新しくしておこう。写真17に新しいディスクを取り付けたところを示す。


写真17 新しいディスクを取り付けたところ

次は、ブレーキパッドの交換である。お約束通り、新旧パッドの比較を写真18,19に示す。


写真18 新旧パッドの比較(1)


写真19 新旧パッドの比較

写真19に示す旧パッドは、本当に残りがわずかであった。

なお、ブレーキパッド交換の際のガイドボルトの取り扱いだが、「グリスを塗る(塗っても良い)」という説と「グリスを塗ってはいけない」という説がある。ベントレーの整備マニュアルによると、「塗ってはいけない」ということになっている。また、TIS(BMWの整備マニュアル)によると「塗る」ということになっている。

take-Mさんによると、BMWディーラーでは「グリスを塗ってはいけない」ということになっているらしい。最新のTISでも「グリスを塗ってはいけない」ということになっているそうだ。残念ながら、グリスを塗ってはいけない理由までは聞かなかったが、ブレーキが安全に関わる重要保安部品であることを考えると、素直に「グリスを塗ってはいけない」に従っておいた方が良さそうだ。

なお、ガイドボルトは傷がないかどうかを確かめた上で、写真20のようにパーツクリーナーで綺麗に掃除しておこう。


写真20 ガイドボルトを掃除しているところ

後は、新しいパッドを入れてキャリパーを組み付ければ交換完了である。写真21にディスク・パッドを交換したところを示す。


写真21 ディスク・パッドを交換したところ

写真22は、リアタイヤとフロントブレーキディスク・パッドを交換したDD号である。外見は交換前と全く同じだ(笑)。


写真22 リアタイヤとフロントブレーキディスク・パッドを交換したDD号

なお、ブレーキディスク・パッドの交換は比較的簡単な作業ではあるが、安全に関わる非常に重要な部品であるので、はじめて自分で交換作業をする場合には、誰かよく作業を知っている人と一緒に作業するようにしよう。

近いうちに、リアステアリングアームも交換しないといけないなぁ・・・。

末尾ではあるが、車検だけでなく、いつもいろいろなノウハウを快く教えていただくtake-Mさんに感謝する。


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