2005年11月26日(土)

ドアミラーの電動ガルウィング化 その7 − リベンジ2

以前に「ドアミラーの電動ガルウィング化 その6 − リベンジ1」として、ドアヒンジの部分に配線を通して、ドアミラーが電動格納するとともに、ツィーターも鳴るようにした。今回は、もう一つの問題である電動格納スイッチをなんとかしたので報告する。

現在、ドアミラーの電動格納スイッチとして取り付けられているのは、写真1のようなものである。オレンジ色のイルミネーションはいいのだが、発光部分そのものもオレンジ色であり、いかにも「取って付けた」ようなスイッチだ。


写真1 電動格納スイッチ

同じようなサイズでもう少しマシなスイッチがないかどうかを調べたところ、写真2のようなスイッチを見つけた。


写真2 スイッチ

発光部分が小さくて白いのはいいのだが、実際に発光させてみると緑色に発光する。さすがにコレはいただけない。そこで、スイッチ内部のLEDをオレンジ色のものに交換することにした。

スイッチは写真のように小さいため、手持ちのオレンジ色のLEDはとても入りそうにない。そこで、オレンジ色のLEDをヤスリで削って小さくしてスイッチ内部に入れることにした。写真3に削ったLEDを示す。


写真3 削ったLED(左)と元のLED(右)

スイッチに元から入っていたLEDを取り外し、写真3の左のLEDを入れてみたところを写真4に示す。


写真4 削ったLEDをスイッチにしれたところ

う〜ん。ジャストフィットか??? 実は、これでも少しLEDが大きくてスイッチのシーソー部分がうまく動作しなかったので、何度か削りなおしてなんとかシーソー部分がうまく動作するようにした。

シーソー部分を取り付けて点灯させたところを写真5に示す。


写真5 点灯させたところ

これを車体に取り付ければ完成である。車体に取り付けたところを写真6に示す。


写真6 スイッチを車体に取り付けたところ

今回のスイッチは、あまり違和感なく内装にマッチしている。やっぱりこうでなきゃ!!

なお、ドアミラーの電動ガルウィング化については、これで完成したように思えるが、実はもう一つ問題が残っている。それは制御回路だ。

現在の制御回路は、電動格納・展開ともにスイッチを入れると5秒間電流が流れるようになっている。もちろん、ドアミラー格納モーターがロックしたときに過電流が流れることになるが、それはポリスイッチである程度抑制している。しかし、理想的には、モーターがロックした状態を検出してモーターに流れる電流を切断するような制御方法が望ましい。これについても、近いうちに新しい制御回路を設計してみよう。



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