2005年10月12日(水)

突っ張り棒によるドア内張の補修 − naoさんより

E34の持病とも言えるドア内張の剥がれに悩まされている人も多いだろう。ただ、剥がれてきた内張を補修しようとすると、ドアの内張を外して補修しなければならず、結構やっかいな作業である。

今回、naoさんからいただいたレポートは、内張をドアから外さずに補修できる方法である。これなら比較的簡単にできそうだ。


新車登録11年目にしてリアドアの内張りの剥がれが生じてきた。内張りをドアから剥がすのが面倒であったため、そのままで一度、日曜大工センター、スーパーマーケットでごく普通に売っているボンド速乾G17にてにて修復を試みたものの、やはり初期の圧着が足りなかったようで1週間もしないうちにものの見事に剥がれてしまった。

そこで剥がれの原因はボンド付け時の圧着不足であること、圧着には内張りを剥がさずとも突っ張り棒が有効であるとのご助言をいただき、突っ張り棒による内張りの簡易補修を行い、成功したので以下のとおり報告する。


=準備したもの=


=補修の手順=

ステップ1

パネルの浮きはビニールレザーの浮きが原因であるため、カッターで切り込みを入れ、弛んだ不要な部分のビニールレザーを切除する。その上で、周辺部に細かくカッターで切れ込みを入れ、ヘラを使ってボンドを奥の方まで丹念に塗っていく。

ステップ2

より確実に再びボンド剥がれによる浮きを抑えるため、日曜大工センターで購入した1000円程度のステープル(ホッチキスのビックサイズ)を使ってパネルで隠れる淵に等間隔で打ちつけていく。

ステップ3

ビニールレザーの切除により生じた中央部分はパネルとの隙間を残すことで再剥離を起こしかねないと思ったため、合成ゴム等用強力両面テープ(2〜3ミリ程度の厚みのあるもの)により、隙間を埋めることにした。

ステップ4

10分程度時間をおいて下地のビニールレザーの状態が固まってから、ビニールレザー及びパネルの両面に先ほどのボンドG17をムラがないように薄くに塗りたくる。

ステップ5

次に、しっかりと圧着させるため、内張りパネル全体を覆う程度の固めの板(今回は100円ショップで購入したプランタン用の木箱、なければかまぼこ板2枚でもいいと思う)に跡が付かないようにダンボールを挟んで、突っ張り棒で固定する。突っ張り棒は左と右と渡す必要があることから2メートル程度まで延伸できるものを2本利用した。十分突っ張るように長さを調整し、1週間そのまま放置した。


1週間後、突っ張り棒を外し、2日経過した時の画像は以下の通りである。パネルはきちんとビニールレザーに貼り付いており、容易には取れないことを確認した。

一度補修してすぐに再び内張りが剥がれた時は、やはりドアから内張りを外す必要があるかと諦めたが、今回、突っ張り棒による簡易修復を試みて、内張りを外さなくても十分補修可能であることがわかった。

今回の修復に当たり、掲示板にて貴重なアドバイスをいただいたキラさんとnoriさんにはこの場を借りてお礼申し上げたい。


最後の写真を見てもらうとわかるように、見事に剥がれが補修されている。それも、左右同時に!!(笑)

ドアから内張を外さずに補修できるのなら、簡単にできそうである。費用は3,000円もかかっていないだろう。DDは何度か内張を外したことがあるが、意外と面倒であるし、内張が壊れそうで少し恐い(苦笑)。

今回のレポートは、DDがnaoさんに無理矢理お願いして書いてもらったものである。末尾ではあるが、レポート作成を快諾いただき、人柱(?)となって補修していただいたnaoさんに感謝する。


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