2005年10月14日(金)

ドアミラーの電動ガルウィング化 その1 − 構想

1年半ほど前、何気なくYahooオークションを眺めていると、E46クーペの純正ドアミラーが出品されていた。開始価格は5,000円だ。安いなぁ。

「E46クーペのドアミラーって、確かミラー面が上になるように折り畳まれるヤツだっけ? この馬鹿げた設計が格好いいよなぁ・・・」 とか思いながら、ついポチッといったらそのまま落札してしまった。どうしよう、これ・・・(苦笑)。

どうしようと思いながら、1年ほど手元に置いてあったのだが、そろそろなんとかしないといけない。何とかするって言っても、売り飛ばすかDD号に取り付けるか、どちらかだけど。

そんなわけで(どんなわけだ?)、E46の電動ガルウィング型格納式ドアミラーをDD号に付けてみることにした。

えっ!? 電動ガルウィングってドアミラーのことですけど・・・、何か? まさか、E34のドアをガルウィング化するって思ってたわけではないと思うが・・・。だって、E34は4ドアだし(笑)。そう言えば、オフ会の時に4ドアの車のガルウィングを見たことがあったなぁ。まぁ、それはさておき・・・。

 

まずは、どのようにしてE46クーペのドアミラーをE34に取り付けるかを考えなくてはいけない。

写真1〜3に入手したE46クーペのドアミラーを示す。


写真1 E46クーペのドアミラー(1)


写真2 E46クーペのドアミラー(2)


写真3 E46クーペのドアミラー(3)

う〜ん、見れば見るほど「これって、E34に取り付けるの無理じゃないの?」って思ってしまう。なんか台座が大きいし三角形の角度もずいぶん違う。でも、ガルウィング型に電動格納するドアミラーって、バカらしくてちょっと格好いいかも・・・(笑)。

そんなふうに悩んでいるときに、ぱわ〜とむさんから写真4のようなE34のドアミラーの骨(?)をいただいた。これを使えばなんとかなるかも?


写真4 ぱわ〜とむさんにもらったE34ドアミラーの骨

これと見比べてみれば、E46クーペのドアミラーがE34に取り付けられるかどうかわかる。やはり問題は車体に取り付ける台座の部分だろう。

写真5はE46クーペのドアミラーの台座、写真6はE34ドアミラーの台座である。


写真5 E46クーペのドアミラーの台座


写真6 E34ドアミラーの台座

なんか取り付け穴や突起が全然違うなぁ・・・。これらを合わせてみると、写真7のように大きさも形も違う。


写真7 E46クーペとE34のドアミラーの台座を合わせてみたところ

それに電気的な配線を調べてみたところ、DD号のドアミラーは4本しか配線がないのに(メモリー付きではないため)、E46クーペのドアミラーには11本も配線がある。

コレって、無理!! だいたい、姿形が全然違うし、配線の数も2倍以上違う・・・。

なんて弱音を吐いていると、boven7さんから「いやいや、それをなんとかするのがDDさんでしょう。あはは・・・」なんて 無責任な事を 言われそうなので、やっぱりなんとかしよう。今回はイカリングの時と違って、かなり本気モードである。

う〜ん、○$△RT%□Z?Z×♪/!・・・・(←考えているところ)

E34の車体に取り付けるためにはE34ドアミラーの台座を利用するのがいいだろう。だが、ドアミラー本体はE46クーペのものを使いたい。だからE34ドアミラーの台座の上にE46クーペのドアミラーを固定してしまおう! 取り付けたままでは格好悪いので、パテでそれなりの形に成型して塗装すればなんとかなるだろう。

また、配線については「後でなんとかなるだろう」と楽天的に考えることにする。まずは、E46クーペのドアミラー本体がE34のボディに取り付けられるようにしよう。

今回の作業レポートは「なんとかなるだろう」という言葉が頻繁に出てくるような気がする(笑)。でも、今回はかなりマジで作業しないと本当にできないような気がする(苦笑)。

実際の作業は、「ドアミラーの電動ガルウィング化 その2 − 台座の加工」に続く。



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