2005年7月27日(水)

マフラー修理 − BJさんより

今回はBJさんよりマフラーの修理レポートをいただいたので紹介しよう。


3月のエンジンブローからはじまり、何かと私も出張が多くなかなか自分の車に触れる時間も少なく、またメンテも出来ずで悶々としていた中、ようやく先日エンジンのOHから無事に戻ってきてくれました。

OHから200キロサイクルでオイル交換を3回ほどし終えた辺りからいまいち点火系に不調があったような気はしていましたが、その気のせいは実は本物であったようです。失火し不完全燃焼のままキャタライザーへと排気されていた生ガスはそこで燃焼していたのか、ビックリするくらいの速さで排気漏れの症状を起こしました。@@;

純正のマフラーなら低速で走って帰ってくればもったかも知れませんが、チタンが弱いのか、はたまた煙突屋(マフラー屋)さん曰く、最初から小さい穴があったのか、一瞬で驚くようなバフバフ音とともにお下品な車へと・・あはははは。

今回のは大したメンテねたではありませんが、もし、万が一自分でマフラー交換などをされる場合には!のポイントをと思い、つまらないネタではありますがお送りさせて頂きました(ペコッ)。

マフラー交換の際に起こりうる事の中に高温に常に晒されている条件からスタットボルトの固着(錆付き)が良く起きます。こんな時に役に立つのは「ワコーズのラスペネ」ダス。。

CRC〜とは比べ物にならないほど浸透力もあり、とても重宝するメンテ用ケミカル用品の一つと思います。・・もちろんどんな所にも使えますので、ドアヒンジやスロットル周りとあらゆるところで使用しても弊害は少ないです。

さて、、作業ダスがキャタライザー後ろのフランジ部分のスタットボルトと自分のは後部のタイコ部分の前で分割されていますので、そこのスタットボルトにラスペネを吹きかけてから開始デシ。。

今回はまふりゃ〜の脱着なので前後をジャッキアップし馬をかけます。後ろは当然ながらタイヤを外していた方が作業はし易いデシ。

そしてタイコの部分を軽くジャッキで支えておきます。

小気味良く外して・・ぐ、ぐえっ!

な、なんなのよこの穴は・・どこかの溶接場所から漏れてると思ったら、こんななんでもない所にポッカリと10円玉大の穴が。。

暫し絶句。。(もちろん心の中では”なんぢゃこりゃあ〜”ダス(笑))

そそくさと知り合いの煙突屋さんまで持って行き、溶接で穴を塞いでもらい、とっとと帰って来ました。よほど不憫に思われたのか、”こんな穴の空き方なんて普通しないよ” と言いつつ作業賃はタダ!・・ら、らっき〜! やっぱり持つべきものは工具と知り合いだあ!(爆)

取り付けの基本はきちんとフランジが合わさりガスケットがキッチリと均一にはまる事。 それにはマフラーをキチンとジョイント部分にピッタリとあてがい、スタットボルトを均等に締めていくことダス。・・丁度ねじ山が同じように出るように締めていくのが大切ダス。。(排気漏れの原因になりますので・・)

前後ともキッチリと締めたなら、あとはラバーリングの点検も一緒にすると良いダス。

このリングは思ったよりも伸びたり、亀裂が入りやすいのでたまに見てあげると良いダス。

と、、とて〜も簡単な作業でしたが、この際にぜひ下に潜った時は、アンダーヒートカバーなどの歪みなどもチェックしておきましょう! アルミ製なので、少し多めの水溜りなどを走ったりすると歪んでしまい、ペラシャフトに干渉し異音を出したりしますので・・。 もちろん他のホースメントなども良く見ておきませう!

と言うことで今回は費用は、わ〜い0円也〜!ちゃんちゃん!!(笑)


マフラーにポッカリこんな穴があることもあるようだ。元々、小さな穴が空いていたのだろうか?

末尾ではあるが、いつも軽快な文章で面白いレポートをお送りいただいくBJさんに感謝する。



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