2005年4月25日(月)

ホットイぬズマの製作 − medama1goさんより

いつもヘビーなDIYメンテレポートをお送りいただくmedama1goさんから、今回は少しライトなレポートをいただいたので紹介しよう。


今回は、今更と言う感が無いでもないですが、ホットイナズマ”モドキ”を作ってみましたのでレポートさせていただきます。

ほとんどの方は、ご存知かと思いますが、早い話がコンデンサーをバッテリーに並列に付けると、突然の大負荷に対しても電流の立ち上がりが早いぞ、という物(だと、私は解釈しています。間違っていたらすみません。)でして、それならと、部屋の中を物色したところ、腐ったPA用のアンプと、既に不動品のジャンクと成り果てたDENON製のMDデッキがありましたので、こちらより部品を拝借しての作成となりました。

回路図と言うほどでもないのですが一応

見てのとおり、コンデンサーが6個並列に繋がっているだけの、何の芸もない回路です。

よく見ると(よく見なくても)Fuseも無いという、まことに恐ろしい設計となっておりまして、この辺りに作者のズボラさ加減が見て取れます。

部品についてですが、本家は4700μFと470μFの2本立てがメインと言うことになっていますが、偶々手元に6800μFと言うなかなかにご立派なモノがありましたので、これを使用しました。

回路図にC1なる小さいコンデンサーが入っていますが、電解だけでは周波数特性が悪く、高域のノイズは吸収できないため、オルタネーターの周辺等から発生するノイズ吸収用に加えてみました。写真ではエビ茶色の小さいヤツです。(多分、積層セラミックコンデンサーだと思います。)

ちなみにこの写真は2台分でして、もう一台はmini(91y)乗りの友人にあげました。

製作もほとんど考える事も無く、穴明き基盤に大物コンデンサー以外の部品を挿し、接続に使うスピーカーコードの芯線を半田あげしたもの(pic3)で配線したら、中身は完成。


(えらいピンぼけですんまへんm(__)m)


配線の様子はこんな具合。




これをケースにホットボンドで固定し、コードの引き出し穴もホットボンドで埋めます。尤もシリコンシーラントがあればその方がスマートでしょう。

後はフタをして取り付けですが、なんと購入した端子が普段使っている電工ペンチでは圧着できず、

仕方なく電気工事用の圧着工具にお世話になりました。

 

お馴染みのリヤシート下です。

丁度バッテリーの後ろ側に空間がありましたので、ここへ両面テープで貼り付け。

medama1goが作りましたので、名前は「Hot Medama」ということで(^_^;)

で、後はターミナルへ結線して終了です。

取り付けた感想は...このレポートを書いている時点では、まだ走っていないので判りませんが、心なしかエンジンの掛かりがスムーズになったように思います。

ちなみに、バッテリーへのケーブルが細いのではないかと思われるかも知れませんが、その辺りは気にしていません。何せ、5sqや8sqのケーブルを使用している市販品でも、中身はプリント基板ですから。

一応今回のパーツリストを

コンデンサー 各1個
  C1 0.0027μF(積層セラミック)(0.001uF辺りの普通のセラミックで充分)
  C2 10μF/16v
  C3 220μF/16v
  C4 220μF/16v
  C5 4700μF/16v
  C6 6800μF/16v

電解は全て16v耐圧、耐熱温度は85度。
*本当はC3とC4は、470μF一つで済ませたかった。

圧着端子
  穴径8mm 3.0-5.5sq用 2個

接続ケーブル 適宜

適当なケース

ユニバーサル基板

リヤバッテリーの車は、耐熱85度でも大丈夫だとは思いますが、今度作る時は(いつやねん!)耐熱温度105度で、耐圧も50v耐圧で組もうと思います。


追記

”バッテリーへのケーブルが細いのではないかと思われるかも知れませんが、その辺りは気にしていません。”と、上記のレポートで書いたのですが、後に調べてみると、1.25sqでは12Aまでしか流せない事が判明。

これでは幾らなんでもショボ過ぎると判断し、配線を5sqに変更。

さらに40Aのフューズも追加。配線し直すついでに、まるでやっつけ仕事の様な純正CDチェンジャーの電源&アース(多分ディーラーでの仕事(-_-メ))もすっきりと引き直し。

これでやっと安心して乗れるようになりました。

取り付けてからまだ2日目ですが、短期インプレッションとしては、最初のレポートにもありますが、エンジンの掛かりが良くなった。大雑把な感じでは、大体セルを回す時間が半分くらいですかね。

あと、ヘッドライトはウチのはドノーマルの標準仕様ですが、若干明るくなった感じがします。

ホットイナズマ関係で、よく言われる燃費に関してですが、今日の仕事からの帰り道にOBCをリセットして走ったところ、一般道の過去最高平均燃費7.6km/lを記録しました。

瞬間燃費計を見ていると、どうやらアクセルを戻した時の燃料カットが、以前よりも早いタイミングで効いているような感じがします。もっとも、燃費に関しては前回のバルブクリアランス調整以来、初めてのリセットですから、どちらが有効に効いているかは微妙です。

この辺りは、半年なり一年くらいの長いスパンで見てみようと思います。ただ、購入当時の平均燃費が5.4km/lだった事を考えると、多少なりとも改善されていると言う気がします。

今後、また気付いた点があれば報告したいと思います。


今回はいつものようなヘビーなレポートではなく、ハンダ付けさえできれば誰でも作業可能なレポートだ。効果もそれなりにあるようなので製作してみるのもいいだろう。

なお、これはDDの私見であるが、使用する電解コンデンサの耐圧は16Vではなく25V程度にしておいたほうがいいだろう。おそらく16Vでも大丈夫だとは思うが・・・。

ちなみに、この装置は「バッテリー復活装置」と一緒には使えない。バッテリー復活装置の効果がほとんど無くなってしまうからだ。

末尾ではあるが、いつもメンテレポートをいただくmedama1goさんに感謝する。


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