2004年12月12日(日)

イカリング製作その6 − リベンジ

イカリング製作その2 − スモークタイプにしてみよう」でハイビームの反射板を黒く塗ってしまったおかげで、ハイビーム点灯時に非常に暗くなってしまった。って言うか、全然光ってない(苦笑)。このままでは車検も通らないので、ハイビームを作り替えることにした。もちろん、スモークランプ仕様である。リベンジだ!

今回は反射板を黒く塗らずに、ハイビーム内に黒い仕切板を入れることによって、反射板で黒色が反射されハイビームが黒く見えるというものである。基本的に、HELLAのスモークランプと同じ考え方だ。

仕切板の材料は、100円均一ショップで購入した0.5mm厚のアルミ板(写真1)である。大きさは18cm×18cmだ。これを左右のハイビームに対して、それぞれ1枚ずつ用意する。


写真1 アルミ板

なぜか、ピンク色にアルマイト加工されているが、あとで黒く塗装するので気にしない、気にしない・・・。黒にアルマイト加工されていたら塗装する必要がないのに・・・。

これを型紙の通りに切り取って仕切板を作成する。型紙はこちら(PDFファイル)。

型紙をプリントアウトして、写真2のように両面テープでアルミ板に貼り付ける。


写真2 型紙をアルミ板に貼ったところ

そして、写真3のように、100円均一ショップで買ったハサミで切っていく。やっぱり、100円均一ショップはDDの味方だ。


写真3 ハサミで切り抜いているところ

写真4に切り抜いた仕切板を示す。写真4では1枚しか写っていないが、片側のハイビームにつき3枚切り抜く。また、両端にある点線の部分は折り線なので切り込みを入れない。ここには、後でCCFL管が固定されることになる。


写真4 はさみで切り抜いたところ

中心にあるスリットは、写真5のように金鋸で切れ込みを入れる。


写真5 切れ込みを入れているところ

できれば、切れ込みの幅が2mm程度になるように少しハサミで広げておいた方がいいだろう。写真6に切れ込みを入れたところを示す。


写真6 切れ込みを入れたところ

3枚の仕切板は、それぞれ、切れ込みの位置が違うので注意が必要だ。仕切板をハイビームの筐体に組み込むときに、この切れ込みがうまく組み合わされることになる。

3枚とも切れ込みを入れ型紙を剥がしたら、写真7のようになるはずだ。


写真7 切れ込みを入れた3枚の仕切板

そして、写真8のように、この仕切板の両端にドリルで3.2mmの穴を空ける。


写真8 ドリルで穴を空けているところ

この穴にネジを通して、ハイビームの筐体に固定するのである。

ここまでできたら、写真9のように仮組みしてみる。ネジ留めする部分は写真9ように折り曲げておく。


写真9 仮組みしたところ

HELLAのスモークランプの仕切板は十字型だが、今回作成したものは*型である。この仕切板の上には、後ほどCCFL管を固定しなければならないが、十字型の仕切板だと固定箇所が3箇所(上部を除く、左右と下部)になってしまい、割れやすいCCFL管を安定して固定することができない。そこで、5箇所で固定できるように仕切板を*型にしている。

このように仮組みした状態で、写真10のようにハイビームの筐体(反射板)に空ける穴の位置を油性マジックでマーキングする。


写真10 穴の位置をマーキングしているところ

穴は、写真11のように3.2mmの大きさで合計で6箇所に空ける。また、CCFL管の配線を通す穴を3.0mmの大きさで上部の2箇所に空ける。


写真11 反射板に穴を空けているところ

次は、仕切板の塗装である。このまま、ピンク色のハイビームでもいいかなと思ったのだが・・・(嘘)。

まずは、写真12のように仕切板をアルコールで脱脂する。


写真12 アルコールで脱脂しているところ

そして、写真13のようにメタルプライマーを吹く。


写真13 メタルプライマーを吹いているところ

片面が乾いたら、裏返して裏面も塗装しておく。

そして、メタルプライマーが乾燥したら、写真14のように艶消し黒の耐熱塗料を塗る。


写真14 耐熱塗料を塗っているところ

曲げた部分等があるので、そこにも塗料が付着するようにいろんな角度からスプレーした方がいいだろう。表・裏ともに2回ずつスプレーする。

そして、前回と同様に、石油ファンヒーターで30分ほど加熱処理する(写真15)。


写真15 加熱処理

この加熱処理って本当に必要なのだろうか? ハイビームの中の温度は、最高でもおそらく100〜150℃ぐらいだと思うので、耐熱塗料の必要ないかもしれない。

このようにして完成した仕切板をハイビームに組み込む。筐体への固定は3mmφ(長さ5〜8mm程度)のネジを使う。仕切板を組み込んだところを写真16に示す。


写真16 仕切板を組み込んだところ

この上にレンズを仮置きしてみたところを写真17に示す。


写真17 レンズを仮置きしたところ

写真17からもわかるように、レンズ全体が黒っぽい感じに見えるだろう。なかなかいい感じである(嬉)。

さて、これにCCFL管を入れなければいけない。CCFL管は、写真18のように、最初から付いていたプラスチック部品を外しておく。


写真18 CCFL管

CCFL管の固定は、写真19のように反射板の穴に配線を通した後、赤矢印の5箇所にシリコンシーラントを塗って貼り付ける。


写真19 CCFL管の固定

CCFL管を固定したところを写真20に示す。


写真20 CCFL管を固定したところ

CCFL管の中心とハイビームの中心が一致するように正確に取り付ける。その後、反射板の周囲にシリコンシーラントを塗って、ガラスレンズを取り付ける。ガラスレンズを取り付けたところを写真21に示す。


写真21 ガラスレンズを取り付けたところ

そして、写真22のように、配線や仕切板のネジ留めの穴をシリコンシーラントで防水処理しておく。


写真22 穴の防水処理

シリコンシーラントが硬化してから飾りリングを取り付ければハイビームは完成だ。完成写真を写真23に示す。


写真23 完成したイカリング付きスモークランプ(ハイビーム)

前回は、飾りリングも艶消し黒に塗装していたのだが、ちょっとガラ悪くなりすぎたのでクロムメッキに戻しておくことにした。

最後に、これを車体に取り付ければよい。取り付け作業は「髭付きレンズ&HID装着 − あ、あ、あかる〜い!」に示した方法と同じなので省略する。

夜間にイカリングを点灯させたところを写真24に示す。


写真24 イカリング

真っ暗なところでは、写真25のような感じである。


写真25 イカリング(2)

そのうちに、スモークランプとイカリングをちゃんと撮影した写真を掲載しよう。

今回の「イカリング製作シリーズ」は意外と手こずった。しかし、その過程の中で比較的簡単にイカリングを製作できる方法も発見した。このノウハウは近いうちに紹介しよう。

末尾ではあるが、イカリング製作に協力いただいた方、様々な情報を提供いただいた方に感謝する。

さて、イカリングも完璧にできたところでDDの本音を言ってみよう。

「イカリングって、そんなに格好いいか!?」

イカリングを製作していないのに上記の事を言うと、「きっとできないから負け惜しみだ」と思われそうなので、今まで言わないでいたのだ。でも、できあがってみると、ちょっと格好いいかも(笑)。


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