2003年7月3日(木)

ウィンドウフィルムの分析 その2 − とあーる氏から

以前に「ウィンドウフィルムの分析 − とあーる氏から」と題して、友人のとあーる氏によるウィンドウフィルムの分光分析結果を紹介した。その結果、DDの透明フィルムには、赤外線吸収能力があまりないことがわかった。

先日、さらに、とあーる氏から別の分析結果を受け取ったので、紹介しよう。なお、文章はすべてとあーる氏のものである。ただし、カッコ付きの赤字は、DDの独り言だ。読むときには無視して欲しい。


DDさま

毎度、とあーるでございます。 先日お送りしたファイルをHPにアップしていただきありがとうございます。きっと日本中のウィンドウフィルムフリークの面々からの問い合わせが殺到しているかとは思いますが、いかがでしょうか?(一件も来てませんが・・・) さて、本日メールしたのは前回の補足的な実験を行ったからです。

実は、本日近所の商店街にてキャラメルを買ったところ、おまけとして携帯型紫外線照度計なるものがついてきました(いや、付いてこないって)。今日び、日傘かそれ以上に女性のお供としておなじみの携帯型紫外線照度計を、漢である私が所有するのもはばかられましたが、これを用いてDDさまのフィルムの実態調査を行えば、全国200万人のウィンドウフィルムフリークのお役に立てるかと思い、勇気をふるって実験に取り組んだ次第です。

さて、図1をご覧ください。


図1:ごく普通の携帯型紫外線照度計

ご覧のとおり、どこででも見かける普通の携帯型紫外線照度計です(見たことないって)近年はケータイといえば、この機械のことを指すとか指さないとか(絶対、指さない)左に見える丸いのがセンサーに当たります。右側に見えるのが、デジタル表示部でございます。デジタル表示部の大きさはDDさまの大好きなピース二箱分くらいでしょうか(DDが吸っているのはピースライト!)

前回の実験では、フィルムの光学的特性を測定しましたが、これは若干科学色が強い物でした。しかし、今回は紫外線の強度を総合して測る物であり、幾分日常的な感覚と近い結果が得られると思います。図1にありますように、モニター部に0.0とありますが、これは室内における紫外線強度です。まあ、こんな物でしょうか。ちなみに単位はW/m2(ワット パー メーター自乗)です。簡単には一平方メートルあたり、一秒間にどのぐらいのエネルギーの紫外線が降り注いでいるかを表しています。

図2をご覧ください。実験の様子を示しています。


図2:実験装置の全体(左)、拡大図(右)

実験では、太陽光の代わりにキセノンランプを用いています。キセノンランプは太陽光に近い光を照射すると言われているので室内で実験をするのにふさわしいといえます。えっ、どこでキセノンランプを手に入れたって? 実は私の家のトイレに使われていたライトがたまたまキセノンランプだったのでかっぱらってきました(嘘)。

図2のように何も紫外線対策をしていないときの紫外線強度は下に示すように9.6W/m2でした。


図3:紫外線強度の測定例

これは大体真夏の紫外線強度に相当します。ちなみに冬の晴れの日で平均2.8W/m2と言われています。さて、ここでセンサーの上部にDDさまが使用されているフィルムを1枚と2枚乗せた場合とで、数値を出してみたところ・・・


図4:フィルム1枚のとき(左)、フィルム2枚の時(右)

ちょっと見にくいですが、1枚の時は2.5W/m2に、2枚の場合はなんと0.9W/m2になっています。DDさまのフィルムは赤外線的には残念ながら無力でしたが、紫外線的には真夏から真冬に変えるまでの能力を有するといえます。

ちなみに、調子に乗って、前回赤外線などを吸収していたコンビニ袋の測定を行ったところ、図5のようになりそれほど効果がないことが分かりました。良かったですね!!(いや、コンビに袋に勝っても嬉しくないって・・)


図5:コンビニ袋の測定値

しかし、あらかじめ分かっていたこととは言え、不透明なコンビニ袋より透明なフィルムの方が紫外線をカットしてくれているというのは面白いことです。女性物と馬鹿にしていたケータイであるが、色々測ってみたいと思いはじめているとあーるでした。

このHPをみて、僕の私の車のウィンドウ+ウィンドウフィルムの紫外線カット能力に興味がある方は、DDさまを介して連絡していただければ、ケータイとともにとあーるもオフ会などに参加させていただき、そのときに測定させていただければと思う次第です。BMWを持っていないとあーるが、ケータイをBMオフ会に参加できる良い口実にしたいと思っているのはここだけの話です(いつ来てもらっても歓迎しますよ)


以上、とあーる氏による分析結果である。透明なウィンドウフィルムであっても、白いコンビに袋より紫外線カット能力があるのは、非常に面白い。

さすがに、とあーる氏はエセ有能な科学者だけあって、きちんとした定量的分析である。しかし、とあーる氏の芸風って、ちょっと変わっているような気がするのはDDだけだろうか。


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