2003年6月6日(金)

シフトゲートの照明 − 横浜の竹中さんより

先日、横浜の竹中さんという方からメールをいただいたのだが、その中で

E36用のシフトパネルを加工取り付けしました。だれも書いてないので邪道なんでしょうか?夜間に光るPRND432は個人的には満足なのですが・・・。簡単ですよ。

とあった。どうやら、竹中さんはE36用のシフトレバーカバーを取り付けて、夜間に P R N D 4 3 2 の部分が光るように改造しているようだ。

以前より、E34のシフトゲートのところには夜間の照明がないので、見にくいとは思っていた。どんな方法で改造したかは、非常に興味のあるところである。そこで無理を承知で改造方法を尋ねたところ、快く教えていただいた。

以下に、竹中さんよりいただいた情報を記載する(原文のまま)。


さて、早速ですが我が愛車のシフト廻りの画像を添付いたします。夜は光ります(*^_^*)でも誰も気にしてくれません。(- -;)

具体的な話に移行いたします。大まかに分けて

  1. シャルタープレート(シフトレバーカバーのこと、DD注)を手にいれる

  2. シャルタープレートの加工

  3. ウッドパネルの加工

  4. 配線、取り付け

の四章となります。

1.シャルタープレートを手に入れる

色々検討した結果E36用がベストです。重要なのは右ハンドルは右用、左は左用でなければ付きません。コンパクト、Z3用は隙間があきます。僕はヤフオクで1,000円で買いました。新品は2万以上します。またこの部品は前期後期がありまして、前期型は電球1個ですべての発光をまかなうのですが後期型はPRND432で電球1個、シフトポジションインジケーター(シフトポジション横で赤く光る奴)で1個となり素敵です。僕のは前期なので加工は未知数です。

2.シャルタープレートの加工

シャルタ−プレートを裏返しますと爪やら何やらが出っ張ってます。発光部以外のほとんどを切り取り平面にします。ヤスリ等で完全に平面にしないと後で浮きます。明かりも漏れます。
次にシフトスケジュール切り替えスイッチ用の穴の加工です。36と34では縦の長さが違います。34用のほうがでかいので2cm位サイドブレーキ側に穴を広げます。正確には現物あわせしながらやってみてください。

3.ウッドパネルの加工

シャルターパネルの発光部等とあたる部分を切り取ります。勇気が要ります。「俺は今、取り返しの付かないことをしている」との思いが横切りますが思い切ってやっちゃってください。
裏がアルミ?なので少々てこずりますが鉄のこでもいけます。ディスクグラインダーを使うと表面のクリアが割れますのでカッター等で切り込みを入れてからの方がよいです。切量は左側2.5cm位下側1cm位右下3cm四方上側少々ですが入念な現物あわせが大事です。細かいシフトポジションは微調整が効きます。

4.配線取り付け

シャルタープレート裏側にパテ等でねじ穴を作り大きくて短いネジでウッドパネルを挟んで止めます。光漏れがないようにぴったりつけてください。配線はリアのシガーライター照明からとりました。


竹中さんよりいただいた画像を掲載しておこう。


写真1 交換後のシフトレバーカバー(昼間)


写真2 交換後のシフトレバーカバー(夜間)

竹中さんが手に入れたシフトレバーカバーは以下のようなものである。


写真3 竹中さんが購入したシフトレバーカバー(表)


写真4 竹中さんが購入したシフトレバーカバー(裏)

一見、地味な(?)モディファイに、改造魂がくすぐられるところである。DDもいつかやってみたい改造である。



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