2002年2月27日(水)

キーレスのルームランプ連動 − 構想&設計編

私の車には、購入時にBMW純正のキーレスが付いていたが、これが赤外線式で非常に使いづらいため、後付の電波式キーレスを取り付けている(「キーレス取り付け − その1」「キーレス取り付け − その2」)。ただ、このキーレスを取り付ける際には、純正のキーレスも動作するように配線しておいた。

先日、純正のキーレスを使ってドアをアンロックしたときに、ドアの解錠に連動してルームランプが点灯することに気付いた。後付のキーレスではアンロック時には点灯しない。ドアのキーシリンダーから鍵を使ってアンロックしてもルームランプは点灯しない。純正のキーレスで解錠したときのルームランプは、そのまましばらく待っているか、車の中に乗り込んでエンジンをかけると消灯する。

この機構がどうなっているのかを調べようとしてベントレーのサービスマニュアルを見てみたが、純正のキーレス自体の配線図がないのでよくわからない。そこで、E34に配線の近いE32の配線図を調べてみた。すると、図1のような部分が見つかった。


図1 E32の配線図

図1中の緑矢印で示したところが、純正キーレスモジュールからの信号で、どうやらドアハンドルスイッチと一緒にジェネラルモジュールに入っているようだ。

確か、ドアがロック状態でドアハンドルを引くとルームランプが点灯したはずだ。ということは、純正キーレスでアンロックしたときには、ドアのハンドルを引いたときと同じ動作をするように配線されているらしい。逆に言うと、後付キーレスのアンロック時に、ジェネラルモジュールの「茶/赤/黄」の配線をグラウンドに落としてやれば、純正キーレスのようにルームランプが点灯するはずである。

そこで、図2のような回路を考えてみた。


図2 後付キーレスのルームランプ連動回路

私の車の後付キーレスでは、ロック時にダブルロックがかかるように、車体側のロック線とアンロック線の両方に+12Vが印可されるようになっている。一方、アンロック時には、アンロック線のみに+12Vが印可される。

そこで、アンロック時のみ、ジェネラルモジュールの「茶/赤/黄」の線がグラウンドに落ちるように、リレーを2つ使って回路を考えた。

アンロック時には、アンロック線のみに+12Vが印可され、それによりリレー2がONとなる。そのため、ジェネラルモジュールの「茶/赤/黄」の線がグラウンドに落ちることになり、ルームランプが点灯する(はずである)。

一方、ロック時には、ロック線とアンロック線の両方に+12Vが印可され、リレー1とリレー2が同時にONとなる。リレー1がONとなることで、ジェネラルモジュールの「茶/赤/黄」の線はグラウンドに落ちることはなく、ルームランプは点灯しない(はずである)。

以上の構想&設計が正しいかどうかを調べるため、近いうちに図2の回路を製作してみよう。この詳細は、「キーレスのルームランプ連動 − 製作編」にて報告する。


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