2003年2月8日(土)
ボルボ博物館
DDが住んでいるハルデンから南へ200kmぐらい行くと、スウェーデン第2の都市ヨーテボリ(Göteborg)がある。ここは工業都市であり、自動車メーカーのボルボ(VOLVO)の本社があることでも有名だ。もちろん、ボルボもBMWと同じように「ボルボ博物館」を持っている。
ボルボ好きのDDは、ヨーテボリのボルボ博物館に行ってみることにした(苦情は受け付けない)。
いつものように、幹線道路のE6を南下する。今日は天気があまり良くない。
何度か迷ったあげくにボルボ博物館に到着。実は博物館の場所をよく調べていなかったため、人に道を聞きながらやっと到着した。
博物館は工場地帯の一角にある。建物はこんな感じだ。意外と地味である。この建物の1階と2階が展示スペースだ。
ボルボ博物館に来ているのは、やはりボルボ好きであろう。 と思いきや、駐車場に停まっているのは、BMW、HONDA、AUDI・・・。お〜い、ボルボや〜〜い!
超ピンボケだが、ここが受付である。入場料は大人30SEK。
中に入ると、すぐ左側に10分間ほどのビデオによりボルボの歴史を紹介するコーナーがある。DDらの他は誰もいなかったので、一番前の席を確保。
ビデオも終わり、展示コーナーを見て回る。この車は古そうだ!
う〜ん。ボディは木? ウッド調の内装はよく見るのだが、外装までウッドとは・・・。
どうして飛行機が展示してあるかというと、
ボルボはジェットエンジンも作っているからだ。こんなモノまで作っていたとは知らなかった。
この辺りは主に古い車が展示されている。
ここはエンジンのコーナーだろうか。
最近の車も展示されている。これは940かなぁ・・・?
ラリーカーのコーナーもあるぞ。
ラリーカーのコーナーでこんな看板を発見! 博物館内で日本語を見たのはここだけだった。
ボルボって、オープンカーもあったのか。知らなかった。
この辺りは「はたらく車」のコーナー。こちらでは、ボルボのトラックをよく見かける。
これは車椅子で乗り降りできる福祉車両だろうか? ドアの開口部がとでも大きい。
これは、環境に優しいコンセプトのバス(ECB: Environmental Concept Bus)だ。実際に発売されているわけではないが、ボルボが環境問題を考慮していることを表している。最近の企業はどこでも「環境」問題を考えていかないと生き残っていけないようだ。
同じように、ECT (Environmental Concept Truck)もある。
そして、ボルボと言えばこれ! 元々のボルボのコンセプトは「安全」である。丈夫なボディに多数のエアバッグを装備したパッシブセーフティだけでなく、ABSやトラクションコントロール等のアクティブセーフティの技術の世界最高水準だ。
帰りがけに受付に寄ったら、その横にたくさんのボルボミニカーが売っていた。DDはミニカーを集める趣味はないのでよくわからないのだが、ミニカーって意外と高価だ。特に造作がいいものだと、「えっ? これがこんなにするの?」と言いたくなる。ボルボ博物館はヨーテボリの市内から少し外れたところにあるので、車がないと行きにくいかもしれない。しかし、ボルボの歴史や活動がよくわかるので、車好きの人は是非訪れてみるといい。
ご質問はddkunnejpgmail.comまで。