2003年1月1日(水)

氷上の釣り

以前に「海釣り」でお世話になったMさんから「湖へ釣りに行かないか」と誘われ、いつものように二つ返事で連れて行ってもらった。といっても、この季節は湖が凍っている。どうやら、湖の氷に穴を開けて釣りをするらしい。DDには初めての体験である。

連れて行ってもらったところは、ハルデン市街から車で15分ほど東に行ったところにある湖だ。今回もMさんのご厚意で釣り具から餌まですべて用意していただいた。


巨大ドリルで氷に穴を開ける。


まずは、ドリルを氷に突き立ててグルグルと回す。


すると、かき氷のように氷を削りながら穴が開いていく。


40cmほど掘ったところで、氷の下の水まで貫通した。何とも分厚い氷だ。


穴が開いたところで、早速、釣り始める。いつものように、格好だけは一人前である。


餌には、こんなウジ虫を使う。


姪も釣らせてもらっている。今日は少し風があったが、気温は0℃ぐらいであり、比較的暖かい。


う〜ん。なかなか釣れない・・・。


そのとき、Mさんの竿にヒット! これはノルウェー語で"Abbor"という魚だ。まるで自分が釣ったかのように写る姪(笑)。


DDの子供も一匹GET! これもAbborだ。


子供達も穴開けに挑戦。ドリルを回すのが難しいので、ドリルを持って自分が穴の周りを回っている。目が回らないのだろうか?


おっと! Mさんの息子さんがマスをGET! これは大きい! しかし、マスまで釣れるとは・・・。

そうこうしているうちに、走り回っていたDDの息子が穴に片足を落としてしまった。おかげで靴はずぶ濡れ・・・(笑)。仕方がなく、今日は帰ることにした。

結局、今日の釣果は、DDが一匹、DDの子供が一匹の計2匹だ(笑)。でも、Mさんは短い時間ながら、数匹釣っていた。そう言えば、夏に鯖を釣りに行ったときもMさんがよく釣っていたし、一日で鯖を40匹以上釣ったという話も聞く。今日も、Mさんが釣り初めて10秒もたたないうちにAbborを釣り上げていた。以前より、Mさんの竿には何か特別の魔法がかかっているという噂があったが、やはり本当のようだ。


今回もMさんのご厚意により、5匹の"Abbor"をいただいた。


教えてもらった通りに、エラを取り皮を剥いだところ。


塩と小麦粉をふって、唐揚げにする。

残念ながら、調理後の写真を撮ることができなかった。唐揚げができあがったとたん、子供達が一瞬にして食べてしまったため、写真を撮る暇がなかったからだ(笑)。



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