2002年12月31日(火)
大晦日の花火
昨日の夜から気温が下がっており台所の窓の外にある温度計はマイナス18℃を指している。外に出て鼻から息を吸い込むと鼻毛が凍る(笑)。それはさておき、ノルウェーでは大晦日の夜12時に花火を上げて新年を祝う習慣があるようだ。ノルウェーでは花火は禁止されているが、この時だけは一般の人が花火をすることが許されているようである。同時に花火を販売できる期間も年末に限られているようだ。
花火は年末にに限りスポーツ用品店や雑貨屋さんで売られているが、こんな花火屋台も出て販売している。こちらの花火は日本の花火のように手で持つモノや地面におくようなモノが主流ではなく、大きな打ち上げ花火が主流である。上記写真の屋台の右側にある槍のようなものは打ち上げ花火である。でかい!
夕方になって暗くなってくると、夜の12時を待ちきれずにあちらこちらで少しずつ花火が上がるようになってくる。しかし、12時になって新年を迎えるとハルデンの街の至る所で花火が上がり始める。
さすがに、ディジタルカメラでは花火を撮影することができなかったので、街を見渡せる高台から感度の良いDVカメラを使って撮影してみた。そのため、画質が良くないがご容赦いただきたい。雰囲気ぐらいはわかっていただけるだろう。
至る所から同時にいくつもの打ち上げ花火が上がっているのがわかるだろうか。動画の方がわかりやすいかもしれない。動画はこちら(1.3MB)。
日本の新年は静かな除夜の鐘で迎えるが、ノルウェーでは騒々しい打ち上げ花火の音で迎えるようである。
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