2002年9月13日(金)
氷河/フィヨルド観光
昨日のバンケットで会議は終了したため、後はハルデンに帰るだけである。しかし、折角ここまで来ているのだから、氷河やフィヨルドを少し見て帰ろうということになった。
予定では、氷河を見てからGeirangerフィヨルドを回り、適当なところで宿を探して宿泊。翌日にハルデンに帰る。
残念ながら、今日は少し雲のある天気であった。
Storefjellから52号線を通り、5号線を進む。5号線は一部フィヨルドによって分断されているため、その部分はフェリーが運航している。
そんなわけで、早速フェリーに乗り込む。フェリーは30分おきに出航しており、乗船時間は10分ほどだ。
途中で対岸から来るフェリーとすれ違う。どうやら2隻で交互に運行しているようだ。
氷河へ続く道は有料道路である。おそらく、氷河の先にある長いトンネルのためであろう。
ゲートで150NOKを支払う。
しばらく行くと、氷河を発見! Suphellebreenという氷河である。
近づくと何故か牛がいる。おまけに放し飼いだ。
写真が良くないのでわからないかもしれないが、氷河は薄い青色である。ちょうど、このページの背景色のような色だ。氷河も前には、解けた水でできた小さな池があった。
一方、これはKjenddalsbreenという氷河であり、先ほどの氷河を反対側から見たものである。Loenというところからアプローチしたところにある。
近くまで行ってみるとこの通り。表面が土で汚れているが、薄い青色なのはわかっていただけるだろう。なお、ここから先は歩いて行くしかない。
氷河が溶けた水に手を入れてみると、痺れるぐらい冷たかった。氷河を後にして、次はGeirangerフィヨルドに向かう。Geirangerフィヨルドは、HellesyltというところからGeirangerというところまで1時間ほどフェリーに乗って観光する。
乗るフェリーは18:30発の最終便である。フェリー乗り場で待っているのはDDの車一台だけだ。
フェリーの中もこの通り。他にもアメリカ人の団体観光客がバスで来ていたが、外が寒くて船の中にいるようだ。
あまりよく写っていないが美しい眺めだ。ただ、少し肌寒い。
風も結構強いため、ジャンパーは必須だ。
そうこうしているうちに、到着地のGeirangerが見えてきた。
これはGeirangerフィヨルドを山の上から見たところ。
写真にうまく写らなかったが、空の色がなんとも言えない薄い紫色で非常に綺麗であった。その後、ホテルを探してひたすら走ったが適当なところがみつからず、ロム(Lom)まで来てしまった。21:30頃にロムでやっと適当なところを見つけて泊まった。
「9月14日 ロム → ハルデン」に続く。
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